「手が痛いのでグローブを」
と言うご相談がよくあります。

ウェイトトレーニングを
始めたばかりの頃に
直面する悩みです。

手の平にクッションパッドを付けたり、
生地を厚くしてある
ウェイトトレーニンググローブは、
そういった手の平への
ウェイト器具の当たりや
食い込みをやわらげてくれます。

注意点として、
高重量になると、
グローブを着けていても
痛いし、
手の平や指の関節の皮膚は、
硬くなってきますよ、
とはお伝えしています。

すると
「そこまでやらないですから」
という答えも多く聞かれます。

そこは人それぞれなのですが、
さらにお話しを伺うと、
グローブではなく、
リストストラップ、
パワーグリップの方が必要だという
ケースもあります。

ラットマシーン、
デッドリフトで手が痛いと。

これはプル系
引っ張る筋肉のトレーニングで、
ウェイトを握っていますが、
引っ張ると、
手から離れて行きます。
(重量、重力により)。

引っ張ると同時に、
手の平の皮膚や
指関節の引っ掛かりは
引っ張られている状態です。

これが痛みで、
皮膚は反応して硬くなります。

グローブを希望している人で、
お話を伺うと
このケースが結構あります。

この場合は、
手首に装着し
ウェイトに巻き付ける
帯状のリストストラップや、
ベロ部分があり
それをウェイトに巻く
パワーグリップの方が
グローブよりも効果的です。

リストストラップや
パワーグリップが、
手からウェイトが
離れていかないように握る、
グリップのサポートをしてくれます。

しっかりグリップできるようになり、
手の平や指が引っ張られることも弱まって、
痛みもラクになると思います。

しかしまだ問題が。

リストストラップや
パワーグリップの実物を見たら、
「····こんなの着けるんですか?」
「こんなの着けるほどやってないんで」
「ガチでやっているみたいで恥ずかしい」

結果、
グローブの方がまだ見た目がいいと、
グローブに落ち着きます。
結局グローブなのか···。

暑さと湿気で、
疲れも溜まりやすいですが、
ワークアウト&ダイエット
いっしょに頑張りましょう。