メアリなんでハマらなかったのか | ぱわぁ道3

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あれだけジブリっぽかったのにまったくハマらなかったのはなんでだろう?と考えてみた。

魔女てだけで、ジブリですもんね。


キャッチコピーが「魔女、ふたたび」てポノックの第1弾なのに。

ジブリの恩恵を賜りたいという狙いがこの時点で見えます。

あとは、ハウルにも似た感じもあったし、魔法の学校というのはハリーポッターもすこしよぎりました。





前に録画しておいたメアリ制作ドキュメントをみた。

完成するにあたって、米林監督や西村プロデューサーがかなり苦労して作ってるのが分かった。


これ見たら、おもしろくなかったと切り捨てるのは悪いような気がしてくるものだ。

アニメーション自体は素晴らしい。ジブリを継承してると思う。でも、肝心なところの核の部分がモヤっとしてる。


核の部分というのは、この映画にはメッセージがないてうことと、何を伝えたいのかが何もない。


あとは、この映画のターゲットがまったくみえない。どの年代に見せたい映画なのか。子供なのか?大人なのか?


あと、主人公の成長がない。

ぜんぶたまたま与えられて行動している。

なんであの男の子(ピーターでしたっけ?)をメアリは命がけで助けようとしているのか?動機が全くない。


その辺だ。


鈴木さんが見たあとに、「、若い映画でした!」ていうのはそのへんのこと言ってるんじゃないでしょうか?


高畑さんや、鈴木さんに完成したのを観てもらうときに緊張してんじゃねーぞと。


エンディングのセカオワの曲が流れて、クレジットのラスト、
感謝   高畑、宮崎、鈴木の名前。


偉大すぎる。

ジブリの魔法は解けているとか本人たち言ってたけど、まだぜったいジブリにとらわれてるなと思った。

米林さんの作りたいものを作って欲しい。





個人的にはアリエッテイやマーニーの方がまだよかった。

メアリはもう一回、見る気にはなれないな。


でも、また次回作期待してます。スタジオポノックに敬意を評して、劇場にまた観に行くよ。