見上げた上空を飛行機が飛んでいる
空港を飛び立って、これからどこかへ人を運んでいく


私もさっきまであそこにいたんだな


上空1万メートル
あの場所に、この身体があったのかと思うと怖い


空気は薄く
日差しも風も強い
氷点下の世界


とても美しいけれど
とても人は普通には生きられない


当たり前に、毎日空港を飛び立ち
地上とは別世界を駆け抜け
当たり前に安全に、目的地へ着く


わたしは今、地上からあの場所を見つめてる
小さく見える飛行機は、いくつもの夢を乗せてるように見える