patrereleのブログ

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高橋"SpyGea"恵選手と荒木"Yuti"祐介選手の2名と契約 2011年4月29日から5月5日まで、秋葉原にて連日開催中の"秋葉原PCゲームフェスタ". 4月30日は地下1階にあるホールで"スペシャルフォース ゴールデンカップ2011"が開催された. これはNHN Japanがゲームポータルサイト"ハンゲーム"にて運営しているオンラインFPS(一人称視点シューティング)『 スペシャルフォース 』のオフラインイベント. 本大会に先駆けて2011年2月と4月にオンライン大会"スペシャルフォースリーグ ―2011 Winter―"と"スペシャルフォースリーグ ―2011 Spring―"が行われており、それぞれの上位2クランが秋葉原に集結. 延べ274クランの頂点の座を駆けてぶつかりあった. 大会に先立って、佐野亘プロデューサーの口から「NHN Japanは日本のFPS、日本のオンラインゲーム業界にとって新たな取り組みを始めることになりました」と意味深な発言が. 続いてステージ上に森川亮社長が登場し、"プロゲーマー制度"を立ち上げることを発表した. プロゲーマーとして契約を結ぶのは、高橋"SpyGea"恵選手と荒木"Yuti"祐介選手の2名. ふたりとも『 スペシャルフォース 』のトッププレイヤーである. 森川社長は「ふたりはゲームを通じて人間的に成長してきました. オンラインでさまざまな出会いを体験し、ときには真剣勝負をして成長してきました. ゲームばかりをしていると人間性を非難されることもあります. 彼らは単なるゲーマーではなく、アスリートであると考えています. ゲームによって大きく成長できる象徴として、がんばってもらいたい」と述べた. 佐野亘プロデューサーは、このふたりを選んだ理由として3点を挙げた. 1点は世界中の『 スペシャルフォース 』プレイヤーと対等以上に渡り合える実力を持っていること. 1点は『 スペシャルフォース 』を盛り上げたいという気持ちが非常に強いこと. 最後の1点はカリスマ性の高さ. 世界大会に出場するようになってからは多数の国のプレイヤーの注目を集めており、サインを求められることもあるという. 両選手の紹介が終わったところでステージ上に契約書が持ち込まれ、多数のユーザーが見守る中で署名を行った. 契約書には"『 スペシャルフォース 』のプロモーション活動に従事する"という旨の規約が書かれていた. 世界大会を視野に入れたプレイヤーとして腕を磨きつつ、FPSプレイヤーのけん引役として活動していく. ほかに、ブログの執筆やイベントの出演、オフラインでの講習会なども企画されているようだ. スポーツの世界を例に挙げると、プロは2タイプに大別される. 大会に出場して賞金獲得を目指すプロゴルファーのようなタイプと、企業に所属する実業団選手のようなタイプである. 契約書の内容から察するに、NHN Japanが提唱するプロゲーマー制度は後者のイメージに近いようだ. 前者のタイプのプロFPSプレイヤーやチームはこれまでにも存在したが、残念ながら近年はあまり表舞台での活躍を見せていない. 今回発表されたプロゲーマー制度がゲーマーの新しいあり方を示すことができるのか、注目したい. プロゲーマーという実力 UHS Athlete、Emotive Moment、vouLus、STD Gamingという4クランによる準決勝を勝ち抜き、決勝にコマを進めたのはUHS AthleteとvouLus. UHS Athleteはプロゲーマー契約を結んだ高橋"SpyGea"恵選手と荒木"Yuti"祐介選手を擁する実力派. 対するvouLusは、新鋭クランながらも非公式の大会でUHS Athleteを下したこともあるダークホースだ. 対戦戦のルールには2010年世界大会と同じものを採用している. monster cable イヤホン 5vs5のチームマッチで、4人はアサルトライフル、ひとりはスナイパーライフルを使用する. 1マップにつき前半戦7ラウンド、後半戦7ラウンドを行い、8ラウンド先取でそのマップの勝利. 前半戦終了時にレッドチーム(攻撃側)とブルーチーム(防衛側)を交代する. これを最大3マップで行い、先に2マップを制したクランの優勝となる. ひとつ目のマップである"Missile"はフィールド自体がやや狭く、暗くて遮蔽物が多いので前に出にくい. 守る側に有利な条件が揃ったマップと言うこともあり、ブルーチームのvouLusが緒戦を抑えた. その後はUHS Athleteが地力の強さを見せ、4ラウンド連続で勝利. vouLusも負けじと2ラウンドを取り返し、4対3で前半戦を終えた. 攻守を交代した後半戦でも緒戦はvouLusの勝利. 2戦目はUHS Athlete、3戦目はvouLusが取り、シーソーゲームになるかと思われたが、UHS Athleteが安定した試合運びで連続勝利を収め、1マップ目はUHS Athleteが制した. ふたつ目のマップは"Satellite". "Missile"よりも格段に広く、狭い通路と広い空間が混在しているため、エイミング(狙いを定めること)と射線から逃れる技術が重要だ. また、広いマップは仲間同士の位置が離れがちになるため、連携して戦いにくい. みんなで足並みを揃えて攻める必要がある. 前半戦はブルーチームのUHS Athleteがうまく守り抜き、5対2で前半戦を制した. 後半戦の1戦目もUHS Athleteが抑え、このままの勢いで優勝まで突っ走るかと思いきや、vouLusも意地を見せる. 攻め込んできたUHS Athleteを囲むように展開して一網打尽にするなどしてチャンスを広げ、2戦連続奪取. 勢いはvouLusに傾きかけたが、最終的には8対4でUHS Athleteに軍配が上がった. やはり興味深かったのはプロゲーマー契約を交わした高橋"SpyGea"恵選手と荒木"Yuti"祐介選手の立ち回りだ. スナイパーとして参戦していた高橋"SpyGea"恵選手はつねに冷静に戦況を見つめ、たとえ最後のひとりになっても慌てることなく敵を撃破する. 解説のYUKISHIRO氏は"ラスボス"と評していた. それとは対照的に、荒木"Yuti"祐介選手のプレイスタイルは言わば切り込み隊長. 先陣を切って敵陣に突入し、敵の注目を自分に集めることで仲間を戦いやすくする. 回避テクニックに自信がなければできない戦いかただろう. UHS Athleteの優勝をいちばん喜んでいるのは、彼らをプロゲーマーとして認めたNHN Japanなのかもしれない... . 第3回 秋葉原PCゲームフェスタは5月5日まで開催中. 多数のオンラインゲームを自由にプレイできるほか、観覧自由なステージイベントも行われるので、秋葉原に足を伸ばしてみよう.