上のような号外記事が出たらしい。

読売新聞だけだが。

 

 読売新聞北海道支社は23日、石破首相が退陣意向を固めたことを伝える号外をJR札幌駅近くで配布した。午後0時半過ぎにスタッフが配り始めると、通行人らが次々と受け取っていた。

 当別町の看護師、加藤真佐子さん(60)は「参院選の大敗からすると、もう続けていくのは無理だと思っていた。続投すると聞いていたので、思ったより退陣が早いと驚いた」と話した。

 

 
 
一方、ネットでは、辞めるなというコメントが続出している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不思議なのがその多くが野党支持者だ。

選挙中には社民党や共産党を推していた人がそんなコメントを書き込んでいる。

 

石破首相が辞めたら、高市早苗が首相になって参政党とくっ付くと思う人もいる。

石破さんは民主主義を守る人だという人もいる。

 

でも、ちょっと考えよう。

もともと自公政権を過半割れに追い込むと言っていたのは誰だったのか?

選挙で3度も負けたら、掲げる政策が悪いか、組織に問題があるか、何か今のトップに問題があるからと考えるのが普通の思考だ。

 

石破首相を退陣に追い込んだら、高市早苗が首相になるのが前回の総裁選をみれば想像できるだろう。

それなら、そんな公約を掲げなければよかったのだ。

 

 

SNSに「石破辞めるな!」と書き込んでいる人たちは、石破首相の退陣がはっきりしたら、共産党のトップも退陣すべきだいう運動を起こすべきだろう。

参政党の伸長が日本の政治に悪いと思うなら、集団ヤジや中傷プラカードを止めさせたり、注意もしなかった共産党にこそ参政党の勢力拡大に結果的に加担した責任があるだろう。

 

共産党の幹部は辞めるべきだ。

 

政党内の民主主義とは何かを考えると、石破退陣のように「民主バネ」が働いて、トップが退陣するのがまっとうだ。

 

そうならない組織は民主主義を担う組織ではないのだ。