
先日、かわいい女の子の納棺をしましたが、そのおばあちゃんに会う機会があり、
こんなお手紙を、お嫁さんである、女の子のお母さんに託しました。
「封は開けてあるから、読んでもらって結構ですよ~」といって渡しました。
「納棺料金はいくらお払いしたらいいかしら?」
そう葬儀が済んで、電話がありました。
「お香典代わりで、、、、頂かなくていいですよ」
「そんな訳には、、、」
「私、最初から決めていたんです。納棺のお代はいただかないって。
身内とか、知り合いの人の納棺頼まれたら、頂かないって決めてるんです。
頼まれたらことが嬉しいというか、、、信用されているんだな、、って思ってね」
そんなことを言いました。
人が亡くなって仕事になって、嬉しいっておかしくないですか?
でも、それを生業にしているんだから、頂かなくてはいけないのですが、、、、
それはそうなんですが、、、
知り合いの不幸を生業の1つと考えてはいけないとおもうのです。
で、最初のお題に戻りますが、「りんちゃんのほっぺ」
これは、真っ白なつるつるのほっぺに、私がいつも使っている
固形のパウダーがうまく付かなかったので、急きょ、薬局のお化粧コーナーに
いって、マニュキュアのようにブラシになったチークを探して、
4つくらいの色を、手の甲につけてはボカして、その色と、りんちゃんの
肌の色を想像して、この色!というのを購入してきました。
やっぱり思った通り、自然な感じにのりました。
成功!
「お母さん、今ね、このチークを塗ってみましたが、どうですか!」
「いいと思います、、自然な感じについてます」
そう言ってもらい、お顔がよこをむいてしまって、片方が赤くなっているので、
そちらは、少しファンデーションであかみを抑え、
片方は、抑えたホッパに合わせたくらいにチークで赤みを入れました。
よく、自宅で亡くなられた方でも、横向きになっていた場合、下になっている方がうっ血
して、赤くなったり、紫になったりしますので、両方が同じ感じになるように
ファンデーションで調節します。
もうそれは、私の目と、感覚を信じて行います。
以前、勤めていた湯灌会社は、化粧に重きを置かない そういう会社方針だったので、
100キンのファンデーションばかりでしたので、思ったようにカバーできません。
その人の肌の色に合わせないと、自然な感じには仕上がらないので、やはり男性用、女性用と
分けた色をぽっいなければいけないし、その中でも、色白の人、そうでない人と
ひとりひとり同じじゃあないのです。
ちょっと、話が反れましたが、
手紙の最後の文章は、夫が亡くなって、緩和病棟の担当看護婦さんが送ってくれた
手紙の最後を真似して書かせていただきました。
普段の私は、このブログみたいな感じでまとまってませんが、、、、