http://www.youtube.com/watch?v=Ne4hucKHFCo
ユーチューブにアップしました
結婚式をクリスマスイブあげることになっていた前日に、
婚約者を交通事故でなくした男です。
意識が戻ったとき、私は救急車の中でした。
「彼女は、、、、?」と救急隊員に聞きますと
「お気の毒でした」と言いました。
私は涙が込み上げてきました。救急車の中で、これからどうしたらいいか、、
と考えました。
まず、彼女の最期は自分がしてあげなければいけない、
すと、彼女はウエディングドレスが着たいと言っていたことが頭をよぎりました。
結婚式のは、レンタルだから着せてあげれないし、、、、
そう言えば、以前、彼女が
「今日、葬儀屋さんのイベントでウエディングドレス着たよ」と言っていたことを思い出しました。
葬儀屋さんに連絡先に電話をしました。
「以前、そちらのイベントでウエディングドレスを着たのですが、実は彼女が事故で亡くなりました。その時のウエディングドレスを着せてあげたいのですが」
すぐに葬儀屋さんは彼女が安置されている病院に向かってくれました。
それから、ホールに向かい、葬儀のことをいろいろ取り決めることになりました。
そして納棺師が来て、彼女の化粧をしてウエディングドレスを着せてくれました。彼女の顔は美しく満足そうな顔をしていました。
私はその夜、病院で痛み止めの注射を打ってしばらく眠りました。
寝ている時、か彼女がウエディングドレスを着て私のベットに近づいてきました。
「ありがとう、あなたと出会ってよかった、今まで本当に幸せでした。
できればもっともっと幸せになりたかったけど、これでお別れです。
あなたはまだ若いのだから、私の分まで幸せになってくださいね」
そう言ってほほえんでいるのです。
手を握ろうとして手をだそうとするのですが、手が動きません。
喋ろうとしても声がでません。体も動きません。
彼女は私にキスをして部屋を出て行きました。
やっと、かな縛りがとけて、ベットから起き上がると、ナースさんが来ました。
「どうしました?」
「今、ウエディングドレスをきた女性、みませんでしたか?」
「いえ、誰もみませんでした。でも、そういうことはたまにあるのですよ、
きっと彼女がお別れに来てくれたのだと思いますよ」
その時、夜中なのに大声で「サトミー」と叫んでしまいました。
次の日、葬儀には沢山の友達が来てくれました。
「さとみさん、綺麗だね、ウエディングドレス彼女、本当にきたかったんだもんね、良かったね」
と彼女の友人はみな言ってくれました。
彼女の友人が、1通の手紙を私に渡してくれました。
「大切なあなたへ
もし、私に何かあったら、これを渡してほしいと頼みました。
私は施設で育って、いつか暖かい家庭が欲しい、クリスマスには家族で
聖しこの夜を歌って、クリスマスケーキを食べて、そんな普通の幸せな家庭に
憧れていました。
ずっとこの幸せが続きますように神様にお願いしました。
もし、私が突然、この世から消えたとき、私の事忘れていいです。
私のものは全部処分してください。
そして新しい家庭をつくることを望みます。
こうやってウエディンドレスをきせてくれただけで充分。
ありがとう」
そう書いてありました。
「彼女はどうしてウエディングドレスをきることがわかっていたんだろうか?」
友達がポツリと言いました。
彼女は不思議な予知能力をみっていたみたい。
私に手紙を託す時、「私、近じか、神様のところにいかなければいけないみたい。
だから、その時にこれを渡してね」
そう言ったそうです。
世に中には、理解できない不思議なことがありますが、それは残された人への
メッセージでもあると思います。
