昨日の施行の事です。
3時半からの施行で1時間前に家をでました。
ナビで見ると5分でついてしまうところです。
シュミレーションでみると、前にヨガ道場に通っていた場所の近くみたいです。
最初に葬儀社によって仏衣をもらって、そこから在家に向かいます
そして、ナビで在家近くに、、、このナビ、イマイチ信用ならないて、、
そこに行くまでの道も大回りを教えて、、、
で、ここらへんやから案内を終了しますって勝手に終わっちゃうし、、、
あとはアイパッドで細かいとこは検索してっと。
近所の人たちが葬儀場まで乗っていくマイクロバスが止まる場所に車を止めて
外に出てみると、道を歩いている叔父さん。
「あの~〇〇さんのお宅はどこですか?」
「あー向かいのうちが確か〇〇さんだよ」
「ありがとうございます」
といって、そこの家の表札をみると〇〇って書いてある。
大丈夫、、でも忌中がないな、、、
しばらく車の中にいて、10分前に葬儀担当者に電話をして
「今、〇〇家の前にいます。車は葬儀式場に行くバス乗り場の
空き地に止めていますが、ここで」よいでしょうか?」
「いいですよ」
「今からおじゃましてよろしいでしょうか?」
いいですよ
と、在家におじゃますることを告げて、在家のはずのチャイムを鳴らす
あれ?誰も出てきてくれない、、、
玄関をちょっと開けてみよう、、、あれ!鍵がかかってるよ!
ここが在家ではないって気がついて、いそいで車に戻って
アイパッドをひらいて住所を打ち込み、検索。
わーッ違うよ、ちょっと離れてる、、、
でも車で動き回ると田舎の道って狭いから
歩いて探してみよう、、、
そしてアイパッド見ながら、両手に化粧ケースと
プラスチックの衣裳ケースよりはちょっとちいさいケースを両手に持って小走りに
走る走る、小高い山を登り、、、
近いのだけど在家の点滅より離れてるんだよねー
忌中ないし、表札も、、、だんだんあせってくる、
もう30分すぎちゃった、、
また、車のところまで戻っちゃった。。
あーモーダメ。。
そうだー湯灌の会社にいた頃、道がわからなくなって、
畑仕事しているおじいさんに
道聞いたんだけど、もうパ二クってるから考えられなくて、
一人あせってとにかく車走らせてたら
前にかぶせてきた車(軽トラ)からさっきのおじいさんが、
窓から手で「着いて来い」って
合図するから、ついていって在家まで行けたこともあったなー
なんて思い出しちゃって、、
もう一度やま、山を登ると一人の女性が歩いているので、
「すみません、〇〇さんのお宅は?」と聞くと手で此処って合図をくれました。
通りではなく奥に入ったところにその在家はありました。
喪主の方が外で携帯で話ししています。
「もう、10分も過ぎているのに、、、」と聞こえています。
私を待っていてくださってるんだ、、、
「すみません、道を間違えて、、、、」と頭を下げると、喪主の方はにこりともせず
「あー今来たわ」と電話を切ります。
さあ、こっちへ、とそっけなく案内され、ついていきますと
もう一族が集まって、私の到着を待っていたのです。
「遅くなって申し訳ありません」そういって奥の部屋に行きました。
皆さんが座っているところを歩いていくので、
「前を失礼します」といいながら故人様の所にたどり着いたわけです。
映画「おくりびと」でも在家に5分遅れて到着して喪主の人から
「おまえら、プロだろが」と叱られるシーンありました。
4年間、厳しい会社に勤めて、時間が本当に信用問題ってわかっているのに
まだまだ詰めが甘いんだなー
前は遅れてもバックに会社があったから、「すみません」で済んだのだろうけど、
一匹親方の今は仕事がなくなるかもっていう厳しい世界なんだってことも
わかっているはずなのに、、、
二度と同じことを繰り返さないようにしなければ、、、と反省してます。