古代から行われてきた「よみがえり術」を使って、
恐れ多くもヤマトタケルノミコトを甦らせた
現代に来たヤマトタケルノミコトは暗闇の中、
古代倭服を身にまとっているが、
人々から変な目でジロジロ見られ恥ずかしいと思った。
ここは熱田神宮の西を流れる堀川沿いの橋の下。 「誰か、こっちへ歩いてくる、、、あれは、ミヤズノヒメではないか、、、」
「もし、そなた、私を覚えてはいないか、、?」
「いいえ、私はあなたと初めてあいますよ」
「今は何年になるのかな?」
「2013年です」
「そうか、、随分経ったのだな」
「あなた、そんな格好をしていては皆に不信に思われますよ。
この近くに私の知り合いのママがいます。
よかったら、一緒にいきませんか?きっとママも歓迎してくれると思いますよ
「そうか、、それはありがたい、、先程から皆が変な目で私を見る。きっとこの服のせいかな?
なにか、私に着れそうなものがあるかな」
「さあ、わからないけど、とにかくいってみましょう」
ピンポーン
「はーい、いらっしゃい、あら?彼氏連れてきたの?」
そうママがヤマトタケルの顔をみると、なんだかむしょうに涙が出てきた。
「ママ、私いけないことした?」
「そうじゃないの、私は何千年も前から、何回も生まれ変わってやっと、この人にめぐり合えた」
「あら、ママ、そうだったの?」
「私は、何千年前、このお方に草薙の剣を差し上げた、
とても大事なもので、私はこのお方の命を助けたくて盗み出した。
それを、ミヤズヒメ、彼方のベッドにおきっぱなしにして伊吹山に征伐にいくものだから、、、、
それから、ミヤズヒメが生理の時にかまわずSEXをして
神の力を失ってしまったこともきずかずに、、、、、
国を統制したらきっと私の元に帰ってくれると約束したのに、
こんなミヤズヒメにうつつを抜かすものだから、、、
そのうらみつらみを言いたくて何千年も探してきた、、
それが今日、ここに、よりによってミヤズヒメがつれてきてくれたとは、、、」
「ママ、私の事が憎かったの?」
「いいえ、彼方はかわいい、私は彼方と知り合って、
私の力でなんとか日本一の女王様になれることをお祈りしていた。
そう、このめぐり合わせは偶然のようでそうではない、
不思議なめぐり合わせであった。
ママはとりあえず、
ヤマトタケルノミコトを綺麗な女装子に変身させた。
「あら~女装姿もいいじゃない?」と十三花女王様はヤマトタケルノミコトを見てそういった。
「今日はお正月でしょ、近くの熱田神宮まで行ってきたら?」
そう、ママがいうと、ヤマトタケルノミコトは
「熱田神宮?」
「そう、そこには草薙の剣が納められているのですよ。
ミヤズヒメはあなたが遺していった草薙の剣の
霊威をまれ、熱田の地に杜を建て、
これに神剣を移して奉仕の生涯をささげられたんですよ
「そうか、、、もう一度、
ヤマトヒメから授かった神剣をこの手に持ってみたいものだ、、、」
でも熱田神宮に本当に今あるのか、、、誰も見たことがないのです。
「とにかく、熱田神宮に行ってみたいのだが、、、」
「では、もう一人、あなたに会いたがっている
姫も一緒に連れていってはくださらないか?」とママ
「もう一人?」
「そう、とにかく会ってみてくださいませ。懐かしい姫です。
今、隣の部屋であなたに会えるのを楽しみに待っている姫がいるのですよ。」
そういって、隣の部屋の戸を開けるとそこに待っていた姫は
「そなたはオトタチバナヒメではないか!」
「はい、ヤマトタケルノミコト様、お懐かしゅうございます」
これで、ヤマトタケルノミコトをサポートする
3人の姫が白鳥のマンションにあつまったわけです
ここで「オトタチバナヒメの悲しいお話」を注釈します
駿河の国から更に東の浦賀へ入ったヤマトタケルは房総へ船で渡ろうとしました。
しかし、膿が荒れ船を進めることが出来ずにいました。
その時同行していた后のオトタチバナヒメが
「そなたはオトタチバナヒメではないか!」
「はい、ヤマトタケルノミコト様、お懐かしゅうございます」
これで、ヤマトタケルノミコトをサポートする
3人の姫が白鳥のマンションにあつまったわけです
ここで「オトタチバナヒメの悲しいお話」を注釈します
駿河の国から更に東の浦賀へ入ったヤマトタケルは房総へ船で渡ろうとしました。
しかし、膿が荒れ船を進めることが出来ずにいました。
その時同行していた后のオトタチバナヒメが
「そなたはオトタチバナヒメではないか!」
「はい、ヤマトタケルノミコト様、お懐かしゅうございます」
これで、ヤマトタケルノミコトをサポートする
3人の姫が白鳥のマンションにあつまったわけです
ここで「オトタチバナヒメの悲しいお話」を注釈します
駿河の国から更に東の浦賀へ入ったヤマトタケルは房総へ船で渡ろうとしました。
しかし、膿が荒れ船を進めることが出来ずにいました。
その時同行していた后のオトタチバナヒメが
「そなたはオトタチバナヒメではないか!」
「はい、ヤマトタケルノミコト様、お懐かしゅうございます」
これで、ヤマトタケルノミコトをサポートする
3人の姫が白鳥のマンションにあつまったわけです
ここで「オトタチバナヒメの悲しいお話」を注釈します
駿河の国から更に東の浦賀へ入ったヤマトタケルは房総へ船で渡ろうとしました。
しかし、膿が荒れ船を進めることが出来ずにいました。
その時同行していた后のオトタチバナヒメが
「私が海に入って海の神を沈めましょう。御子は任務を立派に果たしてください。」
といって自ら荒波に身を投じたのでした。
すると、たちまち荒れ狂っていた海は静まり無事対岸に着くことができました。
4人は、神剣在る場所はどこかと、話あいをしています。
「まず、神剣はどんなかたちなんでしょうか?」
「こんな感じだっったかな~~
なにしろ1300年ほども昔の話だからな~
しかし、ヤマトヒメ、このような大切な神剣をどうして私に渡してくださったのか?」
ママは言いました
「それは、あなたがこの国を治めるにふさわしいお方と思ったから。
でも、あなた様のお父上は、あまりにも陰謀を企て、
自分よりあなた様のほうが英雄で、人々からの信頼も得ていることに
嫉妬して、不可能なことばかりを、あなた様にいいつけるから
私やオトタチバナヒメは、あなた様を全身、全霊でお守りすることを
誓ったのです。
ミヤズヒメは私は最初、あなた様を落とし入れた憎き女と思っていましたが、
偶然にめぐり合ってその人柄にふれてみると、あなた様をいとおしく思う心は
私たちと同じ、ということがわかりました。
もう一度、あなた様をこの世で英雄にしたい。
それには草薙の剣が必要。
あの剣の霊力があれば、どんな願いも叶う。
4人は、熱田神宮マップを囲んで、
どこに神剣が安置されているのか考えた。
①は本田
②は別宮
④は清水杜
⑤は土用殿
⑳は大楠
31は清雪門
33は南新宮杜
とにかくいってみよう!
ということになって、4人は歩いて10分ほどの熱田神宮へ行きました。
熱田神宮の西門から入って、本殿に向かって左に曲がった20番の
大楠の前で一人の品の良い、そう年は70代の奥様が4人を待っていたように
立っています。
「ヤマトタケルノミコト様、お姿は女性の姿でいらっしゃいますが、私には
わかります。あなた様がここにいらっしゃることをお待ちしていたのですよ。
私が、熱田神宮をご案内します」
そして、
この大楠には白蛇様が住んでいらっしゃって、この熱田神宮を守っているのです。
今、私はこの白蛇様と対話していました。
もうすぐここに訪れる4人は1300年前からめぐりあっていた4人で、
神剣を探しにきたと白蛇様がいいます。
さあ、本殿の裏にご案内します。
4人はその女性について歩いていきました。
「ここは、土用殿といいまして、ここが本家本元
昔はここに神剣が安置されていたのです。
今は、、、、、」
「もうよい、神剣は、あってももう私が戦わなくてもこの世界は平和だ。
それに、神剣があるにしては、パワーが感じられない。
1300年間、人々の願い事を聞いて来た為か、随分疲れている感じがする」
「そうなんです。昔は皆の支えがあって、熱田神宮は活き活き神々も大勢いらっしゃいました。
今は、神々も本当に住みやすい場所は心から神を信じて上昇していく人の心に住み着くように
なったのです。
そこは、立派な本殿などなくても良いのです。その人の心に立派な本殿があればよいのです。」
そういうと女性はすーっと消えていきました。
玉砂利に緑の腕輪が落ちていました。
ママがその腕輪を腕にはめると、何かしら不思議な力がわきあがってきました。