北朝鮮の金総書記の遺体が公開されました。ガラスの棺でした。

お布団は赤(朱)で、周りのお花もお布団と同じ色のものでした。

日本では葬儀に赤はあまり使わないような気がします。

時代が変わって葬儀=白という観念もでだんだん薄れて、納棺のとき、色のついた襟を白い着物の襟に重ねることもしたことがあります。

あと、お顔の周りに薄い和紙で飾るとお顔がぱっと明るくなり、白いお顔周りよりも、華やかな感じになります。

私の「花嫁の綿帽子」も生成りのサテン地の裏は薄いピンクにしています。

最初、薄いピンクのところは赤にしてみましたが、葬儀を仕事にしている彼は「赤はまずいな~~薄いピンクにしてみては?」といわれ、ピンクに変えてみると「やわらかくなったね」と言われました。

やはり、斬新な赤を使う勇気がなく、無難なピンクにしたのは、万人に受け入れられる「飾り」が必要だと思ったから、、、、

でも、北朝鮮では、葬儀に赤を使うことは普通なのかな?悪くなない、金総書記の深緑の服が地味な感じなので、ぱっと華やかな感じもしました。


ガラスの(ガラスではなく、樹脂?)蓋を使って、故人様を見せるようにした葬儀社はありました。

そこは、めいっぱい(合掌している手のあたりまで)お布団を下げて故人様の着物を見せるように、と言われていましたので、「故人様のお着物が、お参りにこられた方たちによく見ていただけますように、お布団は低めにかけさせていただきました」とお家の方に了解をもらいます。


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