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マイル修行をする女性を、修行尼というらしい。
43歳にしてJALで修行をはじめようと思うまでを綴ります。
カッコ悪いところも曝け出しても大丈夫な元彼から言われた一言。
「そんな我慢する生活、望んでんの？」
さらに、
「今でも大事に思ってる」「一緒にいたいって思ってる」って言葉が
私を婚約解消へと一気に進ませた。
元婚約者と別れても、元彼がいれば、私は一人じゃない。
むしろ、なんでもさらけ出せる元彼といた方が楽。
元彼はどうしても結婚したくない、と言う人で
当時の私も、どうしても結婚したかったから別れた。
自分から別れを切り出したくせに、ものすごく後悔して、
二度ほど復縁を申し出たけど、見事に断られ、
それからは友達になった。
で、今回の
「今でも大事に思ってる」「一緒にいたいって思ってる」って元彼の言葉を
信頼してしまった。
今にして思えば、彼の一緒にいたい、と言うのは
一晩の出来事を期待してただけなのかもしれない。
だけど、私は、そういう次元の関係ではないと思ってた。
ホント、甘い。
もうすぐ44歳になる私に、そんな都合のいいことなんて起きない。
悔しいけど。
「元婚約者と別れ話がついた」と、報告をしてから、
元彼は急に連絡が疎遠になり、ついには連絡が取れなくなった。
LINEは送っても既読スルー。
LINE電話したら、すぐに切られた。
43歳の私には、未来の見通しがなかったら、元婚約者と別れられなかった。
これは私のズルさだし、弱さ。
元彼とは長年、仲良かったら、安心していたし、
これが私の望んだ未来だと思っていた。
元彼は私と同じ様には思ってなかったんですよね
ここまでマイル修行尼になるまでを書いてきて、
元婚約者には憤りがある、ってことを改めて認識している。
なんとか結婚したくて、自分自身を不自然に装っていたとも思う。
一方で、
連絡が取れなくなった元彼に対しては、
憤りというよりも、悲しさの方がある。
元彼の方が、好きだったってことだと思うのです。
だから、元婚約者をディスる資格もないし、
音信不通になった彼を選んだのは私の選択だから、責めるつもりもない。
ただただ、私のツメが甘かっただけ。
もし、元婚約者と過ごしていても、きっといつか私は我慢ができなくなり
イライラしていたと思うのです。
この選択をしたのは私。
いま、自分が一番幸せでいられるよう、
毎日を選択していこう。
例えば、マイル修行の旅でも、
「安いからこれを選ぶ！」とかお得でモノを選ぶんじゃなくて
自分が喜ぶものを選んでいこうと思います。
「マイル修行尼になるまで」終わり