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マイル修行をする女性を、修行尼というらしい。
43歳にしてJALで修行をはじめようと思うまでを綴ります。
おかげで、感情の整理ができてます。読んでくださってありがとうございます。
2年の交際を経て、「結婚したくない、事実婚で」「バツイチだから結婚は怖い」
そう、元婚約者に言われた私は、今考えるとおかしいけど
「一生一人で孤独に暮らすのか？」
「多少我慢しても、パートナーがいて寂しくない人生なのか？」
の二択だと思っていた。
それくらい、もう、一人でいるのが嫌だった。
「多少我慢して」というのは、確かに大事なことで、
全て思い通りになることなんて、ない。
曖昧さとか、弱さとか、そういうグレーなところを受け入れるのが
大事だと思ってる。
細かく書かないけども、元婚約者に思うことはあった。
ん？それ、やる？
ん？そんなふうに考えてるの？
ズレはあった。けど、わざわざ言うことじゃない、って飲み込んできた。
ただ、私の大事に思っていることは譲れなかった。
私は仕事が好き。好きなことを好き、一生懸命やりたい。
そんなバリキャリの私だと知って付き合い始めたんだろうけど、
その彼の言葉では
「キラキラとやりたいことやってるアナタを見てると
自分もそうしろ、と言われてるような気がして滅入る」らしい。
知らんがな。あんたも好きなことしたら良いやろ！
って今は思えるけど（ホント我慢してたんだな
）
相手が嫌がることは辞めよう、と、
私は仕事の話は、元婚約者の前では、しなくなった。
本当は経済ニュースが好きだし、夜はWBSを見ていたい。
カンブリア宮殿も、がっちりマンデーも、ガイアの夜明けが大好き。
そういうのは録画して、一人で見るようになった。
サッカーが好きな元婚約者は大画面のテレビでサッカーの試合を見て、
その横でアマプラで映画見てた。
それぞれ好きなことをしてるから良いだろう、って思ってた。
それが、や！
急な「結婚したくない宣言」で、
え？今まで、相手のこと、お互いのこと考えて我慢してきたんですけど？
この努力をずっと続けてく、ってことが結婚だと思ってて、
それで一緒にいられるならOK、だと思ってた。
その結婚はナシ、で、
都合の良い「事実婚」にしよう、ってなんなん？？
私は「安心」する相手といたくて、
その「安心」を保証したくて「結婚」したかった。
結婚のために、犠牲にしてること、多すぎひん？
我慢が蓄積すぎてない？
厄介なことに、この状況を、なかなか、人に相談できなくて、
1ヶ月くらい、一人で悶々と考えていたのだ
続く