『のものアワード』続き

大賞から僅差で入賞となった4つも素晴らしかったです。

「甲州天空かぼちゃプロジェクト」は葡萄棚の耕作放棄地を利用し新しい名物を作るべく、かぼちゃを吊るして栽培。ハロウィンの時期にランタンにして「かぼちゃ祭り」をして地域を盛り上げ、観光に結びつけ、モノだけでない、コト作りがされていました。

「信州アルクマそばシリーズ」は蕎麦の甘皮を研究して栄養価の高いそば粉を作り、勿体無い精神から新しい価値を作り上げ、地域の学生も巻き込んでたくさんの加工品を作り、健康と美味しいを結びつけました。

「純米吟醸 佐渡千年の杉」はホテルの集客施策として隣接する田んぼの農家と宿泊客を巻き込んで酒米作りからスタートし、酒造りツーリズムをするなど、美味しいお酒を作るに留まらず、佐渡の魅力を伝えている。

「会津フェア」
会津市の地産食材をホテルレストランでフェアをすることでPR。高付加価値農産物や加工品をニーズに合わせ生産。新規就農者を増やし、耕作放棄地を農地化することで、元々の美しい景観を取り戻すことで観光客も喜ばせた。

審査させていただきながら、ただの『ものづくり』を超えた素晴らしい取り組みで、悩ましかったです。
大賞に選ばれなかったものも、第2回、3回と『のものアワード』は続いて行くので、さらなる広がりにより、大賞になれるものばかりでした。

「甲州天空かぼちゃ祭り」は宙に浮かぶかぼちゃのランタンが可愛くて、夜は幻想的で、ハロウィンの仮装大会🎃と合わせて、これからもっと盛り上がり、山梨のワインツーリズムに匹敵するコンテンツとなるのでは⁉︎ちなみにカボチャ祭り2017.10/22（日）ですので、ぜひ皆様も足をお運びいただけたらと思います！私も行く予定です。


写真は甲州天空かぼちゃ生産組合の廣瀬さんと。