おはようございます!
今日もいい天気ですね!
おじさんがお菓子屋さんになった頃
(1980年代)
「洋菓子は甘すぎる」
と良く言われていました。
実際フランスなどにへ旅行に行った方で本場のお菓子を食べてみたら
「甘すぎてチョット・・・・。」
と感じた人も多いのではないでしょうか?
~甘味料~
現在では
〈甘さをあまり感じないけど同じ使い方が出来る〉
〈同じ様に使ってもカロリーが抑えられる〉
などの甘味料も増えてきました。
細かくは全部試していないので分からない事もありますが
〈味のメリハリ〉や
〈焼き菓子の色づき方〉
など色々ありそうです。
フランスの”お菓子だけ”を見ると確かに甘さを強く感じる物が多いと思います。
それはフランス人が
「甘い物が好き」
というだけではないようです。
”食生活全体”で考えると少し納得出来るかも知れません。
そもそも「フランス料理」は砂糖をほとんど使いません。
つまり食事だけでは糖分が不足するので、食後やおやつに甘いお菓子を食べたくなるようです。
「日本料理」ではどうでしょうか?
煮物・照り焼き・生姜焼き・きんぴら・焼き鳥のたれ・うなぎのたれ・味噌田楽・酢飯・・・・etc
数え切れませんが、砂糖やみりんで味付けしている料理が多くあります。
※「米」「さつまいも」なども甘さを感じる糖質の多い食べ物でよね。
糖質は体内の細胞のエネルギー源なので不足すれば頭も体も上手く動きません。
だから自然と甘い物を食べたくなってしまうのです。
普段の食事がお砂糖や糖質の多い食材で出来ている「日本食」と
お砂糖は使わない
「フランス料理。」
間食に求める物が少し違ってきて当たり前だと思いませんか?
日本では食後
渋いお茶にお煎餅。
フランスでは
甘いコーヒーにクッキー。
それぞれの国や地域で当然食文化も違うのでフランスの
ケーキだけを食べて、
「あの甘すぎるケーキは健康に悪い」
と決めつけない方が良いのです。
フランスのお菓子には甘くても良い理由があったのです。よかったー
もちろん何でも偏りや、摂り過ぎは良くない事ですが。
ちなみに・・・日本で生活しているフランス人からすると
大福など
「あんこの方が甘い!」
と言っていますが・・・・。
実際、糖度や摂取する砂糖はあんこの方が多いでしょう。
まぁそれはさておき・・・・。
「甘み」=炭水化物
「塩味」=ミネラル
「うま味」=アミノ酸
はそれぞれ必要な食べ物を本能的に教えてくれるので老若男女から美味しいと好まれます。
おじさんは日本で生活する人に美味しいと感じてもらえるように工夫して洋菓子を届けられたら良いなと思っています。がんばろーっ
美味しい物を美味しく頂くために、
〈食生活のバランスを良く考え〉
気兼ねなく甘い物をたくさん食べられるように出来ると良いですねっ!
それでは皆さん
愛ある一日を!
日本では
『3時のおやつ』
といいますが
フランスでは
『4時がおやつの時間』
です。