笠原町タイル会議

4度目の笠原です。

2日間にわたるタイル会議の合間、モザイク浪漫館とセラミックパークMITOに案内していただきました。


モザイク浪漫館


陶器製手榴弾


灰皿


七輪付テーブル


浴槽


カマド


モザイクタイル




















次はセラミックパークMITOへ









建築家の磯崎新さん設計。
巨匠です。


この中には美術館もあります。
色んなアーティストの方の作品が展示されているので、学芸員の方に案内していただきました。
当然撮影禁止なので写真はないのですが、全て陶器で作られた作品でカナリ見応えがありました。



おまけ

タイルカー
イベントで使われたそうです。



今回も充実した2日間になりました。










ちなみに、1日目の夕食は、




焼肉屋（勝手口です・・）
この入口にだまされてはダメです。


「めちゃくちゃウマい焼肉屋」と行く前から聞かされていたのでカナリ期待度は高かったんですが、期待通りの「めちゃくちゃウマい焼肉」でした。

予想通り食べ過ぎたので、




これでプラマイゼロ。

おかげ様で・・

「おかげ庵」で有機農業+段ボールピザ窯+BBQの会、無事終了しました。

真冬で屋外、しかも急な呼びかけにもかかわらず、たくさんの方々に参加いただきありがとうございました。

当日は少し気温が下がったんですが、色々な方と繋がりを持てる楽しい会になりました。

開墾はカナリ重労働で、僕の友人は農家の人たちの大変さがわかったのか、「絶対食べ物残さんとこ」っとつぶやいてました。

まずは淡路島で有機農業をされている方の指導のもと開墾作業。

そしてベーグル専門店をされている方による段ボールピザ釜で焼いたピザ、焚き火で焼いた焼き芋、かまどで炊いた炊き込みご飯、BBQ、おかげ庵さんのコーヒーとケーキをいただきました。

種まきから収穫まで続けていく予定です。

ちなみに「崖の上のツリーハウス+コロニーヘーヴ+SUP体験」の場所もこのおかげ庵の近くにあります。

これからは気候も段々と良くなってくるので、どちらもまたご参加下さい！

食べるのと建物見学するのに必死で撮影できてないものが多々ありますが、当日の記録です。

17年

街並はきれいになり、神戸は復興を果たした。

でも行政主導の仮設住宅、復興住宅建設や都市再開発によって分断されたコミュニティーは戻らず、多くの孤独死やシャッター通り商店街の増加へとつながり、今も苦しんでいる人たちがいる。

「忘れてはいけない日」

でも、おかれている状況や立場によっては「忘れてしまいたい日」であるのも事実です。

神戸で設計事務所を構える自分にとっては「忘れてはいけない日」であるだけでなく、立ち止まって考える日でもあります。

震災以前に建てられた家は施工に対するチェックが甘く、震災で倒れた住宅の多くは手抜き工事によるものでした。

その悲しい事実を踏まえて法律が強化され、その基準通りに設計を行い、設計図通りに施工がされていれば地震に負けない家になる。

全壊した自宅や隣近所、壊滅状態のよく知った商店街、地域住民が協力して行った救助活動、避難所生活、その後の復興過程を経験した事が、今の自分の設計活動のコアな部分になっている。

今日は再確認の日です。

「家族の命と財産を守ってくれる家をつくる」

震災を経験した神戸で、住宅の設計に携わる者としての6,434人に対する責任です。