東北大学病院でiPS細胞特許に関する講義をした。


東北大学眼科では、細胞シートを目にかぶせて治療する角膜治療にiPS細胞由来のシートを使うようだ。


iPSに関しては、いろいろな新しい方法が出ていて、京大山中伸弥教授の特許ですべてを押さえられるかは未知数である。


しかし、山中先生の米国の一部継続出願(CIP)は非常に範囲が広いので、もしこれが成立すればES以外全てを含む特許になる可能性はある。


iPSは日本発の技術だが、米国に利用特許を押さえられる可能性が高い。何とかして日本がアドバンテージを保てるよう、オールジャパン体制で臨みたいものだ。