発明の技術的思想とは | 特許事務所とは

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発明の定義は、「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち、高度なもの」と諳んずる事が出来るようになりました。
発明の自然法則については前回、取り上げた通りで、化学的法則や物理的法則の事を指しているという事で一応頭の整理はつきました。

しかし、技術的思想なるものがなんなのか分かりませんでした。
調べてみましたが、技術的思想には二つの柱のようなものがあるようです。
並べてみます。
1、実施可能性
2、反復可能性

1の実施可能性は、「発明」である為には実際に実行出来るもので無いと駄目ですから、この実施可能性を問うのでしょう。
2、反復可能性ですが、「発明」である為には何度でも繰り返せるものでなければ駄目ということなのでしょう。

これら、二つを満たすものが発明の技術的思想のようです。

先ずは、自然法則の
1、化学的法則
2、技術的法則
のどちらかに当てはまる必要があり、さらに「技術的思想」の
1、実施可能性
2、反復可能性
の二つを満たして、やっと「発明の定義」の中腹に辿りつきました。

次の山は「創作」です。
さらに「高度なもの」という言葉も引っかかります。

私は素人なので特許事務所の弁理士さんのように特許申請・特許出願 に精通しようとは思っておりませんが、「発明」が何なのかは理解したいです。
少なくとも、「特許・実用新案・意匠・商標」の区別だ付くようになりたいです。
私はビジネスパーソンですので、いつの日か特許事務所の弁理士さんにお世話になる事があるかもしれません。
特許事務所の方々のアドバイスが理解出来る程度の特許事務所用語は頑張って身に付けます。