第1章 誘導起電力 1.3 瞬時電力と有効電力

 

 発電機や電動機、あるいは変圧器の出力や入力を考える際には、よく誘導起電力の部分でのエネルギー消費(電圧×電流)を考えることになります。

 

 これら機器の動作を正しく理解するためには、このエネルギー消費を「瞬時電力」と、「有効電力」という2視点で捉えておく必要があります。

 

 もちろん、これら機器に関する電験三種の演習だけを意識するのであれば、「有効電力」について理解できていれば十分だとは思います。

 

 しかし、「瞬時電力」についても、「有効電力」と対比しながら理解しておくことで、出力や入力のイメージが鮮明になり、特に誘導電動機の等価回路の導出過程が分かり易くなります。

 

 また、「瞬時電力」を「有効電力」と対比して理解しておくことで、瞬時電力と無効エネルギーの関係性も明らかになり、出力や入力の正確な理解につながります。

 

 本節では、そんな「瞬時電力」が有効エネルギーと無効エネルギーから成立している旨を解説し、かつ「有効電力」の公式(有効電力=電流の実効値×電圧の実効値×力率)の導出方法を紹介しています。

 

(その解説は本書に記載されています↓)

電験三種向け 発電機・電動機・変圧器の解釈 - 基本原理から公式の詳細 - | パテレクト (patelect.base.shop)