こんにちは。
「介護士と不動産屋さん、二足のワラジ」ぱちゅりあんです。
老人ホームに入居する時に最終的な決断をする人って
誰だと思いますか?
「え?入居者本人でしょ」
そんな声が聞こえそうですが
実際決断するのはご家族というケースがほとんどです。
考えてみて下さい。
長年暮らして慣れ親しんだ自宅は愛着があるもの。
身体が少々不自由になっても、そこは慣れた自宅。
どこに何があるのか知っていますから
当の本人はそんなに不自由に感じていないものなんです。
そこを自分から老人ホームに引越ししたいという方は
一部を除いてほとんどいません。
今日は、そんなご家族が決断したご入居者の一人
Kさんのお話しです。
Kさんは75歳の女性。
要介護3で身体状況は自立です。
要介護3で自立![]()
そんなことあるの![]()
そんな風に思いませんか。
実はこの方、統合失調症と認知症があり
身体状況こそ自立ですが、精神状態が不安定なので
要介護3の認定をもらっています。
そして自宅でもいろいろなトラブルが生じていて
ご家族も困っていました。
発言の不穏があったり、予期せぬ行動をとったりして
ご家族が介護に疲弊してのご入居でした。
場合によっては入院という選択肢もあるのですが
この方の場合、入院になるほどの症状ではないという
ドクターの判断なので、入院はできないんです。
では、老人ホームに入居してどんな暮らしを
していると思いますか?
Kさんが入居して、その日から心の不穏は現れました。
「家に帰る、お父さん呼んで」
「あなたたち、なんで私をいじめるの」
等の発言をはじめ
片っ端から他の人の部屋を開けてしまったり
人前で洋服を脱いでしまったり・・・![]()
もちろん、介護施設では24時間介護士がいて
日中であれば看護師もいる・・・そんな安心の
環境なのでご家族はホッとしています。
一方で受け入れをした老人ホームでは何が
起こっているかというと
この方一人に時間がとられてしまう、、、という事が
起こっているのです。
ご入居者は他にもたくさんいますから
その方たちの介護や見守りもしなくてはいけません。
どうやって、ご入居者皆さまに過ごしていただくか
試行錯誤の毎日なんです。
ご家族が自宅介護を辛いと感じた時
老人ホーム入居を決断することは決して悪い事ではありません。
自身を責めず、老人ホームの門をたたいてみて下さい。
その際には、適切な受け入れをしてもらえる様
どんな介護で困っているかをしっかり話しをして
老人ホームに入居したら、どんな暮らしになるのか
想定されるいい事も悪いことも確認したうえで
ご家族が決断してくださいね。
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