こんにちは。
「介護士と不動産屋さん、二足のワラジ」ぱちゅりあんです。
“物盗られ妄想”って聞いたことある方もいるのでは?
認知症の方とかかわっていると
実はよく遭遇する、この“物盗られ妄想”
昨日もお二人のご入居者から
「またテレビのリモコン盗まれた」
「昨日買った果物がもう盗まれた」
こんな風に言われました。
実際は大切にするあまりしまい込んでしまって
どこに入れたかわからなくなっていたり
食べ物の場合であれば、自分で食べた後・・・という事も。
ところが一度、そうだと思うと
その方にとってはそれが事実。
そのことをずっと言っていることがあるので
対応している方もなかなか大変なのです。
在宅介護の場合でもこういった症状が
ある方は少なくありません。
例えば、実際に私が相談を受けたケース。
認知症のお母さん、財布のお金が無くなったと
息子さんに話しました。
お母さん、犯人はお嫁さんと言っています。
もちろん、お嫁さんはやっていないし
息子さんもわかっています。
買物が必要な時には休日に息子さんが同行して
息子さんが買っていたため
実際、お母さんの財布には
もともとお金を入れてなかったそうです。
息子さんが本当のことを話しても
お母さんには思っていることが「事実」です。
こうなると、仲裁にはいる息子さんも大変!
そして、日頃介護をしているお嫁さんの
心労も溜まってしまい、在宅での介護が限界とのことで
ご相談にみえました。
介護施設などでも同様のことが起こります。
介護スタッフが「盗んだ」と言われることも
少なくありません。
もちろん、そんな事実はないのですが
あらぬ疑いをかけられると認知症の症状だと
わかっていても、やはり傷つくもの。
でも、施設のスタッフは「盗まれた」
と言われたとしても、他のスタッフと連携したり
時間になれば、引き継いでその場から
離れることができるので、まだ心を
休めることができます。
認知症の介護にはかなりの心労が伴う事があります。
無理をせずに、専門家に相談することも必要です。
在宅介護の場合には、担当のケアマネージャーさんや
地域包括支援センターなどに相談することも
ひとつの方法です。
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