先日、昔ぼくの集団でプロデュースした電車を借り切っての芝居で、大きく力を貸してくれた役者の芝居を観てきました。


題材は『戦争』。


久々に重いの観たねぇ~。。。


客席からはシクシク涙するのが聞こえる。。。



でもさすがウチでも笑いの部分以外では(笑)力を発揮してくれただけあって、お誘いいただいた彼は「普通の芝居をやらせたら巧いなぁ~!」って思いました。


まあ狙った感じのところは相変わらずで「あ~あ。。。」って思っちゃったけど。。。(苦笑)


でも本的に、泣かす前の緩和にしたらどっちつかずの中途半端だったかな?


お客さんも柔らかい感じがしたので、笑い畑のぼくにとっては「もったいない!」って思いました。


まあそんな演出的にも本的にも「う~ん。。。」って感じなのに、最後まで集中して観られたのは、彼だけでなく、他の役者陣も良かったのかもしれません。(主演が酩酊大臣っぽかったけど。。。)


相乗効果で、みんなで創って、みんなで良くなっている感じがしました。


そして「安西先生。。。ぼく。。。芝居がしたいです!」って思ったりもしました。


こんな中入ったら自分がどんな化学反応ならぬ役者反応起こすんだろう?!って。



そんな、現状考えたらアホみたいな考えのぼくに切なくなる彼の今後。。。


なんでも今回の芝居を最後に西の都に帰って、実家の寿司屋を継ぐとか。。。


淋しいねぇ~。。。


老兵間際のぼくがまだこんなアホみたいなこと思っているのに。。。


でもお誘いメールに『東京での最後の舞台』とあったので、ひょっとすると?って感じです。


そっちでもし舞台に立つようなことがあれば行っちゃうよ~!そのかわり美味いお寿司を御馳走してねぇ~!!



帰り道、彼の帰省と秋風に寂しさを感じつつ、でもまだぼくには上着は早いと思った、ぼくの心身共の温度を感じる観劇でした。