夏合宿の彼のネタ披露も忘れかけたころ。。。いや、かなり経ってかな?


まあ時期は定かではないが、久々に駅と大学の途中で彼と会う。


そこで、「ちょっと話そうぜ!」と二人でなぜか学内の図書館へ向かった記憶がある。



いろいろ話し、お互いに『笑い』が好きで、当時のお笑い番組の話で盛り上がる。


そして、その勢いで?なぜか「お笑いライブに出てみよう!」ということになってしまうのである。


目指すは、今やネタ見せ(お笑いライブに出るためのオーディション)を受けるのも困難なほどのライブ『La.ma.ma 新人コント大会』!


ただなんの知識もない、好奇心だけで出るようなぼくは、これから苦労することになるのである。



当時、大勘違い野郎のぼくは「松ちゃんを超える!」と豪語し、ボケを担当。誰が見ても彼がボケでぼくがツッコミであるべきなのに、ありえない、やりたいだけでボケをやる、ど素人のぼく。。。


そしてほとんどというか全てのネタを彼が作り上げ、『ネタ見せ』の地、都内某TV局へ向かう!


到着後、TVでも見るような芸人さんを見たり、『ネタ見せ』というその独特の雰囲気に怖気づく二人。。。


今だから言えるが、何と!恥ずかしながら、初の『ネタ見せ』は受けずに帰宅となってしまったのである。。。


結局、それぞれの事情もあり、初の『ネタ見せ』参加は、その翌々月になってしまった。



2か月前に怖気づいて、受けず終いだった『ネタ見せ』。


今回は是が非でも受けなければという意地がお互いにあったかどうかは分からないが、現場でのぼくは正直、ファイティングポーズをとりながら腰は引けていたと思う。


なぜなら、悔しいくらい声が出ないし、練習したように出来ないのである。。。


だって、TVで観たことある当時『Fローレンス』今は『Nチューン』の二人や『×GUN』などなど、そんな人たちと同じ場所でやるなんて。。。


しかも基本的に誰も笑わないというのが『ネタ見せ』の独特な雰囲気。。。初心者にゃあ厳しすぎるっちゅうもの。。。



ぼくらはというより、ぼくは悔しさで泣きそうになりながら、手応え無く結果発表を待つことになりました。。。




『イ』へ。。。