今日は4つのボクシング世界タイトルマッチが行われた。


ウクライナで一試合と横浜で3つ!


なんだかタイトルマッチの価値が。。。と思ってしまうが、単独でゴールデンを飾れるのはあの男しかいない現状。。。



かくいうぼくも興味があるのは2つ。


一つはメインイベントの『WBA世界ミニマム級タイトルマッチ 新井田豊VSローマン・ゴンザレス』


新井田選手はこれがV8戦で、国内現役チャンピオンで最高防衛中である。しかもこの試合に勝てば歴代3位タイ!!!


ただ、今回の相手は指名試合で、とてつもなく強い!


20戦全勝でKO率脅威の90%!!


しかもプロアマ通算で負けなし!!っということは生涯負けなし!!!う~ん、こりゃあ本物だわ~。


大丈夫?いや、新井田くんはクレバーだし、スピードも物凄いから大丈夫でしょ?!という、願望にも似た心境で見守ると。。。



のっけからスゲェ圧力で、どれをもらってもフィニッシュブローのようなパンチ力!


しかも、新井田くんもチャンピオンらしく受けてたっちゃって。。。



4回TKO負け。。。


おそらく彼はとてつもないチャンピオンになることでしょう!


戦前の目標も王座奪取後は1度防衛し、統一、その後2階級制覇だという。


まだ21歳と若いので、通過点のように間違いなくこなすでしょう!

何だったら4階級くらいいけるんじゃないかと思いました。



もう一つは『WBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦 西岡利晃VSナパーポン』


西岡くんはこれで5度目の世界挑戦となり、これが最後の挑戦とのこと。


過去4度の挑戦は全て絶対王者と言われたウィラポンで、時代が違えば間違いなくチャンピオンと言われていた逸材であったとともに、2度引き分け判定で防衛された不運なボクサーでもあった。


そして奇しくも今回の相手は、そのウィラポンがボクシングを教えているという宿命的な対戦!


師弟ともども痛い目みせられるのか?リベンジなるのか?



う~ん、かつてスピードスターと言われた西岡くんも今や。。。まあそれでも巧さは健在で、師匠とは違って強さを感じない相手に終始自分のボクシングをぶつけて。。。


3-0のユナニマスデシジョンで勝利!


えかったえかった~。


暫定とはいえ念願のチャンピオンになれた西岡くん!


そして感動したのは、レフリーとともに西岡くんの手を持ち上げたウィラポン!!


なんかいい光景だった。



4戦中2戦が日本人勝利(1試合は日本人同士だけど)で、唯一チャンピオンで挑んだ新井田くんが負けちゃった。。。という結果。


数字的には一人増えたけど。。。ゴールデン単独は?。。。


おそらくまたトリプルとかでの興行になるんじゃないかなぁ~。。。



う~ん、やはりボクサーは強いことはもちろんのこと、+αなんか無いとダメなのかなぁ~とプチボクシングファンとしては、傷だらけな姿を見て、少し可哀想に思ってしまった4大タイトルマッチでした。