Two All right!のつづき
与えられた決まったことを嫌う村上は旗揚げ本公演後我が「プロペラ↑ぶる~ん」を脱退...
その後「ひよこムシャムシャ」も解散...
またもやぼくと村上の間に距離が出来た...
その後の村上はピン芸人として活動し始める。まあピン芸人とはいっても、「ひよこ」-「山口」という形の今まで以上に村上節全開の芸であった。
それが「しゃくれ狼」である。
そのしゃくれ狼をもっとも可愛がったのが、高木であった。
MCやライブ出演、営業をふってあげたりもしていたらしい。
そうして笑いの方では自分の思うがままに出来るようになり、最もやりたいことであり、大好きな音楽の活動も始める。
それが「今夜はしゃくれNight!」だ。
旗揚げ当時は自分の固定バンドメンバーも揃わなかったが、継続は力、同士も集まってきて念願のバンドが結成される。それこそが村上、いやしゃくれ狼がベースボーカルの「The BG」だ。
その後、「しゃくれNight!」は徐々にお笑いライブとの2部構成になり、そうやって運営していくうちに、村上自身が気付く、「こんな形は違う!」と。そして「バンドはバンドで、お笑いはお笑いで」と2つに分割しようと考える。
そうしてラスト2回の「しゃくれNight!」を飾るために「ひよこムシャムシャ」としてぼくが呼ばれることとなる。新生「ひよこムシャムシャ」の誕生だ!
最初の1回目は持ち時間をオーバーして楽しむ。
その終演後、ぼく的にチャレンジしてみたい舞台が見えてくる。そう、あのグランプリだ!
村上も快諾しチャレンジ決定!
運良くもう1回「しゃくれNight!」そして出演依頼を受けてのライブ出演で、場数をこなすことが出来た。
その時点では手応え抜群! 全て音楽イベントという一抹の不安もあったものの、そのスタイルのポテンシャルの高さとお互いを信用する2人は、自信を持って挑戦した。
その自信はあっけなく慢心と変わることになる...
~Four All right!へ~