職場では、唯一話せる存在が先輩・後輩1人ずついる。

とは言え、後輩は同じ係だけど先輩は違うので、

最近は顔を合わせることすら滅多にない。

 

先輩は1月に、後進に譲る形で課長職を外れた。

その時点ではまだ次の行先は決まっておらず

役職を外れた人は勤務地が違う他部署へ行く傾向なので

そうなったら寂しくなるなと心配していたけれど。

 

先月、先輩からLINEが来た。

私のいる係で仕事をするよう部長に言われた、

でも他部署の方を希望するか迷っている、と。

 

昔、先輩と同じ係で仕事をしていて意見が対立した時は、

はらわたが煮えくり返るほど腹が立ったこともあれば

海の藻屑となって消えてしまいたいと思ったこともある。

でも今、同じ係で仕事をしたとしても

担当業務の兼ね合いで、いい距離感を保てるのではないか。

先輩と話す機会ができる!ぜひ来てほしい!

 

部長が言ってるなら決まりなのだろう、

希望して他部署へ行くとしても、また更に先のことだと思い、

「めちゃくちゃ嬉しいです!お待ちしています!」と返事し、

先輩からは「発令が出たら色々教えてね」と返ってきた。

 

4月からの会社は不安要素が満載。

組織統合があり来月には100人ほど、うちの部署に入ってくる。

日々の仕事はしんどく、先を思えば憂鬱な中で、

このお知らせは唯一の朗報。

 

最近、仕事も体調もしんどいことばかりだけど

やっと…やっといいことが起きた!

このことを心の支えにして、

発令が出るのを今か今かと待ちわびていた。

 

そして先週、ロッカーで先輩に話し掛けられ、

「4月1日に…」と言われたので、やっとか!と思ったら…

「他部署に行くことが決まりました」

 

え…

 

ロッカーの中では他の人の耳もあるから

一体どういう経緯でそうなったのか詳細は聞けず。

 

部長に「うちの係に異動」と言われたのは決定ではなかったのか。

結局、昔からの知り合いがたくさんいる他部署の方が気楽だから

先輩自身がそちらを希望したのか。

 

めちゃくちゃショックだった。

泣きたいくらいに。

「嬉しいです!お待ちしています!」と言った

私の気持ちに対しては何も触れられなかった。

 

なんで決定事項じゃないことを言ったんだ…。

言わないでいてくれたら、ここまで落ち込むことなかったのに…。

 

先輩がいなくなってしまう寂しさ。

期待を裏切られた反動。

唯一、頼りにしていた人がいなくなることで

自分自身の足元が崩れていく感覚。

 

更に先輩は、来月の組織統合の件で

ますます先行きが不安になる情報を話していった。

 

はぁ。

きっついなぁ…。

 

 

この出来事がある以前から。

最近、あと何年働けるだろう…とよく考える。

定年まで頑張らなきゃと思っていたけど、

その前に精神が限界に達しそうで、無理な気がしてきた。