もうずーっと更新もせず放置していたblogですが、先日観た花組の「邪馬台国の風」の感想をちょこっと。

前回の大劇場が「金色の砂漠」と「雪華抄」ですからね。
ファンの目も肥えています。
その上、今回から相手役に実力折り紙つきのゆきちゃん(仙名彩世)。
明日海さんとの相性もピッタリでそりゃあ期待もMaxです。
今年は一作品しかない花組がどんなお芝居を見せてくれるだろうと。

結果から言えば面白かったです。
ストーリーも時代背景も良かったし、勧善懲悪で分かりやすかったです。

幕開けの舞台も美しく幻想的でそこからの邪馬台国の兵士達のダンスも躍動感が有ります。
そして真ん中に登場する兵の長たるタケヒコ(明日海りお)の格好良いこと…。
もうこれぞ宝塚と言う2次元的な美しさ。
おまけに歌声が素晴らしい。絵に合う低く深い歌声です。

ワクワクドキドキで始まった物語なのですが、途中から「ん?」となることが多くて。
一つ一つのエピソードも面白いし、皆さんのお芝居も良いのに…やたらに暗転が多い。そして話がブチブチと途切れる。

この舞台の使い方が圧倒的に前回と違って昭和なのです。ちょっとベルばらを彷彿とさせる。大劇場なのに盆もセリも殆ど使われず…。

でも、そんな平面的な突っ込みどころ満載な舞台運びを差し引いても、私はこのお話好きかも。
数々の立回りも格好よく、随所に泣きポイントもあって、最後は風が吹いたようなエンディング。
賛否両論有るでしょうがエンディングの明日海さんとゆきちゃんが回るところの衣装裁きがとてもきれいで。
そして何より花組のお芝居力も格段に上がっています。

長くなりそうなので登場人物の感想は次回。