徳島繊維卸 山善の着物の先生てるよ女将です。
先日読んだ文庫本の感想を書いておきます。

「いいこと」が次々起こる片づけの法則という文庫本(693円)。
お正月前に読もうと思いながら、お正月を過ぎて、10日の祝日に読みました。
単なる片付け方のハウツー本ではなく、心理的にアプローチして、片づけをサポートしてくれる本でした。
お正月休みに、私も日ごろ目をつぶっていた、引き出しの中を整理したのですが、
見えないからなかったことにしていた物を目の当たりにして、びっくり。
この引き出しを整理したのは何年前になるだろう・・・。
子育てもまだまだ忙しい中、一生懸命整理したのに、今見たらいらないものばっかりになっていました。
整理して、きちんと収納して、それで満足してしまい、二度と使わなくなってしまっていたんだなぁと思いました。
自己満足自己完結しておしまい。
これではだめだろうな、とやっと気が付いたわけです。
リビングの机の上も同じで、あまりにもきちんと片付け過ぎると、不便で結局家族がくつろげなくなってしまうのです。
一生懸命整理している時は、それがわからなかったのですが。
伊藤勇司さんの本を読んで、納得。
そんな場面も描かれていました。
たくさんの引っ越しに携わるなかで、いろいろなお家を見て来られたわけです。
「幸せなお金持ちの家で学んだ片づけの極意」なんていう章もあります。
その仕事を通して、幸せな家もそうではない家もみてこられました。
その違いから、分かったことを、心理の面から解き明かしてくれます。
P40~41に、勇司さんが空間心理カウンセラーとしての仕事のスタイルが出来上がったのは何故か、書いてくれています。
P86~87には、心地よい部屋に整えていくアドバイスも書かれています。
そして、最後の6章には、ご自身の体験とご両親とのかかわりが描かれています。
最後の最後のメッセージには、コロナ禍の今、より一層必要であろう心づもりがかかれていますよ。
何度も読み返して、何度も付箋を貼り直したい本です。
一回目と二回目では心に響く場所がちがってきましたからね。
本を読んで、私が気持ちよく過ごすことができる空間となるよう、脱衣場も台所も変えていきました。
本も大分手放せました。
私の気持ちが動いたからです。
そんな伊藤勇司さんとZOOMで直接お話する機会ができましたよ。

とても楽しみにしています。
順調にお申し込みが入っているようです。
参加費は無料。お家から聞くことができます。
お申込み をクリックしてくださいね。
かなりお席が埋まってきています。
どうぞ、お早めに。
当日は、五円玉や10円玉を磨くという面白いワークもしてくださいます。
また、片づけなどに関する質問にもできる限りお答えしてくださるそうです。
どうぞお楽しみに♥