梶山牧師のブログ

梶山牧師のブログ

中学一年の時に母親自死の後、
父親や学校、社会に反発する少年時代を送る。
外車輸入車ディーラーを経たのち
神に仕える者となった男、梶山直樹
移りゆく現代社会を牧師という視点から綴る。

 私たちは、B国北部にあるホームオブピース(HOP)の支援を継続しております。これまでの皆様の祈りとご支援を心より感謝致します。

 

コロナ禍で生徒たちも自宅待機を余儀なくさせられていたようですが、施設に戻り始めて、現在570名に及ぶ子どもたちが共に学び集団生活しています。私は今月、4年ぶりにB国を訪問します。この国は、人口の半数が一日一ドル程度(145円)で生活しているアジア最貧国であり、B族の国です。また、私たちの日本とのつながりが様々なところにあります。私たちが普段来ているファストファッションと呼ばれる服の大半がB国で製造され輸入されています。近年は賃金が低い労働力として日本や世界の服飾企業が工場をこの国においているためです。

 

また、日本からの支援で電車とシステムが首都Dに開通しました。国旗も日本とよく似ています。何よりも全世界の中でも福音宣教が進んでいない国として、日本と同じように未伝道地域として注視されています。約230年前にベンガル語の聖書翻訳を行った元靴職人ウイリアム・ケアリー宣教師が仕えた地域です。

彼はHOPの施設がある北部のインドとの国境地帯で仕えました。今回特に、戦争による物価高騰や治安の問題、デング熱が流行していることなど覚えてお祈り下さい。何よりも福音宣教が進み、働き人が起こされて行くように。

 

今回特に嬉しいのはHOP出身の若い伝道者たちが村々で用いられているという事です。彼らは野外礼拝をおこなっており、会堂を持っておりません。今回現地を視察しさらに、両国の次世代にもつなげていきたいと願っています。