（1）Florsheim S1425 "The KENMOOR" Uウイングブラック

初めてゲットしたS品番。56年製のUウイングS1425です。大物（31835）を取り逃し、意気消沈していたところ、セラーさんからクリスマスプレゼントってことで安くしていただいたペア。サイズ11Bで、今思えばデカすぎだったんですが、中敷き1枚で履けてしまい、ちょくちょく履いていました。現代では見られないこのデザイン。やはりステキですね。先日、europeanblendさんから教えていただいた「Arch Kerry」さんでは、Uウイングのデザインサンプルもある模様。そのうちオーダーできるようになるのではないでしょうか。マイサイズがあれば、今でも欲しいペアの一つです。

（2）Florsheim VIKING "194" Braeburn Grain

ビンテージシューズの世界にのめり込んでいくきっかけの一つになったのが、クマガイマコトさんのブログで紹介されていたS1311。独特な模様のスコッチグレインレザー＋厚みのあるギザキャップに魅了されました。確か、当時のリンゴの品種から「Braeburn Grain」と名づけられたレザーだったかな？ビン靴界の伝説の一つと言えるペアではないでしょうか。こちらは品番こそ違えど（194）、同じデザイン。しかも筆記体！発見した時は大興奮でした (*´з`) サイズ8Cでストレッチもかけたんですが、履いていると、だんだん足が痛くなることもあり、後にtomojinさんが所持していたRobleeとトレードすることになりました。

（3）Florsheim セミブローグ "Dr. Martin" コードバン

Viking S1317をゲットして調子づいていたころ、またもや珍しいコードバンのペアを発見。Martinさんがフローシャイムにオーダーした特注のセミブローグです。オールデンのNo.4（実物は見たことないんですが…）のような赤身の強いコードバンでした。状態も非常によく、いかにもビンテージなオーラをまとうペアでした。

（4）Weyenberg 外羽根キャップトゥ "2140" ツイストモカ

これもマイサイズがあったら、是非欲しいペア。50sのウェインバーグです。レースステイからヒールにかけての切り返しが独特ですよね。それからキャップ部分に施された「ツイストモカ」の存在感がスゴイ ('Д') アッパーは60sのインペリアルと同等か、それを上回るレベルのグレインレザーでした。一番最初に紹介した50sのナンブッシュと並び、当ブログにおける「赤茶＋ホワイトステッチ」部門の横綱です。

（5）Jarman DELUXE GRADE "5141" ウイングチップ

奇蹟的な状態で残っていた50sのジャーマン。箱付きデッドでした。$100くらいで出品されていたのを$60に値引きしてもらうという、今となってはあり得ないレベルのラッキーセール。セラーさんが普通のドレスシューズのカテゴリに出品されていたので、価値を知らなかったんだろうなあと。「タンスにしまいっぱなしで、少し匂うけどいいかい？」ってメールが来て、「そんなんいいから、早く送ってくれ！」て返信しました笑。

古靴回顧録（2）