国際女性デーの影響で3月はいつにも増して“女性”関連の記事を目にしました。

その中で突出して感銘を受けたのは、2019年4月12日に行われた東京大学入学式での上野千鶴子さんの祝辞。

当時もかなり話題になりましたね。

当時といっても僅か5年ほど前なのに、すでにあの伝説の祝辞があったことさえ忘れていた私…

今回改めて見てみると、胸に刺さる言葉がその時には素通りした数々の言葉が刺さりました。

✔あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

✔フェミニズムはけっして女も男のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいという思想ではありません。フェミニズムは弱者が弱者のままで尊重されることを求める思想です。

✔どんな環境でも、どんな世界でも、たとえ難民になってでも、生きていける知を身につけてもらいたい。

上記はすべて「平成31年度東京大学学部入学式　祝辞」下記URLよりお借りしております。

とくに響いたのは「たとえ難民になってでも生きていける知を身につけてもらいたい。」でした。

この数年の環境の変化、そしてこれから来るであろう環境の変化、そんな変化に振り回されずに生きていく知を身につけること、それが人生の一番の敵ともいえる“不安や心配”をはねのける術なのかもしれません。

みなさまもぜひ改めて祝辞をご覧になってみてください。

Stay Safe♡

ストーリーが中心ですが、こちらもよろしくお願いいたします♡

“生きていける知”