子どもの頃から親戚付き合いが苦手でした。

ご家族さまは、いとこたちとも仲良しです。

けれど、私は子どもの頃から"いとこ"という存在も苦手でした。

最大の理由は、我が家以外すべて3人以上の兄弟姉妹。

年齢も近く、いとこ同士が仲良しなのです。

私も年齢は近いのですが、親族の集まりとなると、打ち解けるまでひとりぼっち。

ようやくお話しがのってきて慣れてきた!と思うと、決まってお別れの時間。

子どもの頃は人見知りも激しく、この一族の集まりはいつも私を悩ませていたのでした。

 

子どもの頃苦手だったことは、大人になっても変わらず。。。

実はそんな私が、先日、伯父や伯母、3組6名の会食に呼ばれたのでした。

 

お土産のお菓子を用意したり、当日の服装を考えたり、正直なところとっても気が重かったのですが、嫌だと思うと不思議なもので、どんどん気が重くなります。

 

そんなとき、ふとあることを思ったのです。

 

おじさまもおばさまも、高齢なのだから、とにかくあの6人を思いきり楽しませよう!

 

ここ数年、ちょっと面倒だな…というとき、必ず思い起こす言葉があります。

 

思い出の多くは、苦労や面倒の先にあるもの。

苦労や面倒を避けてばかりでは人生は楽しくなくなるもの。

時には不慣れや面倒に飛び込む必要はある。

 

ゲッターズ飯田さんの言葉です。

 

 

もちろん、楽しませる!と思ったところで、話術も芸もない私なので、とにかく楽しんで見える努力をしました。

笑顔は思いっきり笑顔、笑い声もいつもより声高く大きめ(耳の遠い伯父がいます)。

美味しいです!のひと言も、これでもか!というぐらいの笑顔を作って。

 

そうしますと…なんだか私自身本当に楽しくなってきました♡

伯父伯母の笑顔もたくさん引き出せたように思います。

雰囲気が楽しいと、ひとり一人の発言も自由度が増し、いつも堅い叔母からも冗談が飛び出して、みんなで大笑い♡

 

おかげ様で生まれてこの方ずっと苦手だった親族の壁を越えられた大切な一日となりました。

あの日のおじやおばの顔は、一生私の心に残ると思います。

 

Stay Safe❤