もうひとつの淡路島-ニジゲンノモリ編- | 花を飾るようにꕥ絵を愉しむ暮らし

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明石海峡大橋を渡ってすぐの

兵庫県立淡路島公園

 

 

その中に「ニジゲンノモリ」

というテーマパークががありました

 ニジゲンノモリ

 

 

私にとっての淡路島の旅のテーマは

「ガイアの法則」でしたが

夫と子どもたちにとっての一番の目的は

ここの中の

「クレヨンしんちゃんワールド」

 

 

※写真はHPをスクショしたものです

 

 

私からしたら恐怖でしかないのに(高い・怖い)

参加料もなかなか(大人1/子ども2で13000円くらいしたかな)

しかも10時OPENのところ9時半についたら

もうすでに長い列で大混雑(連休2日目)

 

 

コースは初級・中級・上級と3種類あるとのことだったので、入ってしまったら、いっぱい楽しもうね~と、思いながらハーネスを付けてもらっていたら

 

 

『今日は大変混雑してい』るため、3種類のうち

ひとつのコースを選んでいただき、終わったら、一度ハーネスを外し、並びなおしていただく流れになります』

とのアナウンスが・・・

 

 

本当なら、最初は様子見で「初級コース」から!と思っていたパパだけど

いやいやそれなら(一度でたら、また長蛇の列なら)「中級コース」にチャレンジだ!!

 

ということになり

「こわそう」と不安げな子どもたちと

中級コースに・・・

 

 


私は

少し前に、似たような空中アスレチックをやりきった経験のあるこの子達なら、きっと大丈夫!と思い、下から見守っていました

 

 

ドキドキドキ

ガンバレ~

 

 

 

下から見ている私はこうだから

上は怖かったよね~

 

姉→弟→パパの順番

命綱をワイヤーに通している関係上

途中で、追い越すことはできない仕組み

 

 

 

 

 

さあ、1番手
娘よ、がんばれ~

 

「ゆれる~」「こわい~」と言いながら

まだ笑顔

 

始まって、序盤(3つめ)

動けない

いやな予感・・・が

 

上にぶら下がっている何本かのロープを

つかみながら

足場は1本のロープ

ココを渡る・・・という

足がすくみ、顔がひきつる

 

 

待ち板に立てるのは2人までというルールで

1人がつっかえてしまうと、その後ろは全部

止まってしまって

 

何度も、1歩でようとしても「コワイ~~~泣」

 

 

見かねたパパが、後ろまで行って

体を支え、ロープをつかみ

 

 

やっと、ゆっくり横歩き・・・で進むも

涙があふれ、足は震え、心は折れ

不安と恐怖におびえている場所は

空中

しかもロープの上


もはやパニック🌀

 

image

 

娘の前の子は

とっくの向こう

そして後ろは

娘が進むのを待つ人であふれ

 

 

私は下から夫に

「誰かスタッフさん呼んでこようか」と

合図を送る

 

夫も、必死で声をかけ

体の使い方をアドバイスしているし

 

もうロープの途中まできたら、次の待ち板まで

自分の力で行くしかない

 

 

この間に

いろんなことが、アタマに浮かんだ

 

「楽しむための旅行なのに、なんでこんな思いをさせているんだろう」

「無理矢理、中級コースにしなければよかった」

「あ~、混雑しているのに、後ろのヒトに迷惑かけちゃうな」

 

そんな声がささやく

 

 

でも、これらの氣持ちは

一瞬で手放した!!

 

 

「迷惑かけたって、いいじゃん」

「今、一番の娘の味方になろう」

「私のできることは、かわいそうではなく、大丈夫のエネルギーを送ることだ」

「娘なら、出来る!乗り越えられる!!絶対に」

 

と、氣づいたらずっと『カタカムナ』

唱えてた

 

 

そして、まわりが見えだしたら

たくさんのひとが、娘に「がんばれー」

「あと少し!」「いいよいいよ、1歩ずつ!」

と母の私よりも大きな声で応援してくれていて

涙があふれた



 

そうして

やっとやっと、板場につたら

周りから大きな拍手が(涙)



あのヒトもこのヒトも

視線の先には娘がいて

ありがたかった〜



 

ほんとに

よくがんばったね~~

 


って一息ついたら

 

その次に構えていた息子(1年生)も

な、泣いている~~

(あら~~あなたも~~)と突っ込んだけど

どうやら、パパに押されて怖かったらしい(苦笑)


 

こうして、心折れた2人は

キリのいいとこまでいって、スタッフさん介助のもと

リタイヤしたのでした

 

 

こどもたち、カメラ向けたって

笑えないよね~~

 

 

 

 

 

 

そのあとも、入場口はず~~っと長蛇の列

 

気分転換に

超ロングジップライン

 

水で打たれるオプション付き(笑)

 

これはめっちゃ笑顔!
 

これが見たくてここに来たのよ~

 

 

この後、もう1回アスレチックならんで

今度は3人で初級コースに

 

(これは、楽々♪たのし~であっという間に終わり)

 

 

次は

夫婦で二手に分かれて

私は、再び長蛇のアスレチック待ちの列に並ぶ

 

 

1時間半くらい1人で待つあいだに

 

2つの世界があることを見せてもらった

 

 

 

ひとつは

すぐ後ろにいた親子の会話から

 

「もうこれいつまで、待つんだろう」

「なんか要領わるいよね~~」

「もう、つかれた~~かえりたい」

「でも高いお金はらったしな、1回はやろう」

 

 

この時点で、まだ何も遊べていない様子

長い列に、長い待ち時間

そう言いたくなる氣持ちもわからんでもないよ~~

とも思った

 

 

それでも列は進み

もうすぐ、呼ばれるってトキに

まだ、夫と子どもは別のアトラクションの場所に

 

私は後ろの方に事情を話し

お先にどうぞ~としていたら

あるお母さんがお困りで・・・

 

「うちの子達、あちらで遊んでいて・・・

呼びに行ってもいいですか?」ってスタッフさんに

聞いたら「一度列をでたら、再度並んでいただかなくては」

 

なんて言われているので

すかさず「私が並んでいるので、どうぞ、呼んできてください」

ってお声をかけた

 

 

そんな流れから

 

「今日は何時に来ましたか~」とそのお母さんと

おしゃべりしていて

「9時半からです~」

「あ、うちもです~」

 

って流れから

「実は、うちはこれ3回目で・・・最初中級コースにいったら

娘が怖くて動けなくなって・・・リタイアして・・・」

ってとこまで話したら

 

 

「あーーーーー!!!!」

 

「そこ、見てました~~~~~~

あの、青いTシャツ着た女の子ですよね~~」

 

「がんばりましたよね~~~」

 

とあのトキを一緒に見てくださった方で

 

また感動がよみがえり(涙)

 

 

その親子がまためっちゃステキで

「ここ、めっちゃ楽しいですよね~♪

次は上級にチャレンジです!!♪」

 

といいところばっかりしか見ていなくて

 

会話が明るくて軽やか〜

 

 

混んでるから、うんぬんかんぬん

なんて全く感じていないようで

とっても氣もちいい!

 

(出会えてよかった~~)

 

 

 

その後戻ってきて合流した

夫と子どもたち

 

あんなに泣いた娘は

「わたし、もう1回 中級やってみたい♪」

 

息子は

「おれ、また初級~~♪」

 

とそれぞれの思い♪

 

 

夫は息子にも中級にチャレンジしてほしそうだったけど

ここは、本人の意思を尊重

 

 

 

さっき、あんなに泣いたここ~~↑

 

すごい!!

集中して、あっという間にクリア~~(泣)

 

 

高い・細い・不安定のロープの上

よく乗り越えた!

自分を超えたね〜

 

もうあとは、苦労しながらもパニックになることなく

 

ゴーーール!!!!

 

 

あ~~よかったね

いろいろあったけど、楽しかったね

って

 


帰ろうとしたら

さっきのステキなお母さんのご主人(と思われるヒト)が、ベンチに座っている

 

私はつい(思わず)

駆け寄って声をかけちゃった

 

「あの~~(これこれしかじか)さっき奥様とお話して・・・

朝、あの大泣きしていた娘は、ついに中級をクリアしたと

奥様に伝えてもらえますか♪」

 

って

 

完全に怪しいヒトですよね、ワタシ(笑)

 

でも、そのご主人も

 

「あ~~~~~!!!朝見てました。

そして今も見てました。あの子朝の子と似てるな~

でもラクラクやってるしな~って。

すごい!がんばりましたね

伝えます!」

 

とこれまたステキに応えてくださって(ジーン)

 

 

私のいる世界は、ほんとシアワセだな~~と

思ったのでした

 

 

旅の記録

長文にお付き合いくださり

ありがとうございました

 

 

私にとって

この一連のトキは

映像の中にどっぷり入り込んだり

ちょっと俯瞰している自分もいたりで

 

学び多い時間でした

 

 

 

 

 

余談

(息子は最後、初級コースにしておいてよかった

クリアしてすぐ、、トイレに走ったもん

上級にトライしていたら、絶対おもらし~~笑)

 

 

 淡路島観光キロク♡