どーも、パスタ美帆ねえです。


今日のパスタはこちら💁‍♀️


宝石赤Malloreddus

Srazza’e Carloforte

サルデーニャの「マロレドゥス」パスタ

トマト、ツナ、バジル入りの

カルロフォルテ風ソース


イタリアの国旗🇮🇹のような色合い!ウインク


今日もサルデーニャ島のパスタです。




パスタの名前は「マロレドゥス」。


平たい「かご」で作る写真をよく見ますが、

この「おしゃもじ」のような道具も

サルデーニャ島のパスタ道具で、

これでも作ります。




「おしゃもじ」を使うように

お道具の縦長の方向に

生地を転がすのかと思ったら、逆!


溝の流れる方向に、

つまり上の写真だと

左下から右上方向へと転がすのです。





くるん♪くるん♪と

リズム良くどんどんできます。


作りながら、ニョッキみたい照れ

と思ったら、やはり!


別名を「ニョケッティ・サルディ」と言い

サルデーニャのニョッキ、

とも呼ばれるのだとか。


名前も材料も

サルデーニャ島内の地域によって

少しずつ違うみたい。


私は今回はセモリナ粉、水、塩の

シンプルな配合で作っています。




ソースその1トマトソース

玉ねぎとトマトで作ります。


ソースその2ツナ

本来はサルデーニャでは

生のマグロを

1のトマトソースで煮込みますが、

レシピに倣って作りやすいツナ缶で。

私はこのツナ缶がお気に入り。




ソースその3は、ペスト・ジェノベーゼ

バジルで作るペースト。




今回は石臼で作りました。




ニンニク、松の実、チーズと潰したら

バジルを少しずつ加えて潰し、

最後にオリーブオイルを追加。


爽やかに香る

しかし濃厚なペーストの完成♪


いつかリグーリア州で採れる大理石

ビアンコカララで作った石臼(モルタイオ)が

欲しい照れ




茹でたパスタに

ソースをひとつずつ載せました。


ツナをトマトに混ぜると

ツナの存在感がなくなってしまうので、

ツナ缶はこんな風にしてもいいかな〜と。


何より驚きなのは、

トマト、ツナ、バジルのソースの

相性の良さ!!!!!ラブ


普通にトマトとツナはあり得るのですが、

バジルが入ることで増す奥行き感!


ひと手間かかるけれど

ミキサーで作ったとしても

バジルは追加したいところです。



ソースの名前にもなっている

カルロフォルテは

マグロ漁で有名な街。


Googleマップによると

サルデーニャ島南西部にある小さな島の

サルデーニャ本島側に向けて開けた港町です。


てっきり外海側なのかと思いました。

ここから漁に出ているのですね〜。



この町は18世紀、

リグーリア州ジェノバの人々により

作られたために

ジェノバのバジルのペースト、

ペスト・ジェノベーゼが使われます。

(ジェノバのソース、バジルのソースとも)


このバジルのソースや

マグロを用いたお料理を

「カルロフォルテ風」と呼ぶのだそうです。


やはりお料理は

歴史とともに、人とともにありますね。



正にありそうでなかった組み合わせ。

ビックリするくらい美味しいので

このソースはオススメですウインク



参考にしたレシピはこちら▼