どーも、パスタ美帆ねえです。
今日のパスタはこちら💁♀️
Pasta con fave
そら豆とバジルのパスタ
最近、久しぶりにお料理本を買いました。
2月に注文して以来、
何度か遅延の連絡が来ていたので
のんびりと待っていたものが
ようやく届きました
イタリア南部
カラブリア州のお料理本♪
イタリアをブーツの形に例えると
つま先部分にあるのが
カラブリア州。
著者は
カラブリア州で14歳まで生活し、
ご両親とともにアメリカに渡り、
カラブリア州の食生活を
大切に守りながら
アメリカで生活している方です。
お料理のみならず
食材や生活についても書かれていて
読んでも楽しい本。
本は、レシピを色々試してから
改めてご紹介しますね。
今日はこの著者の
レシピ本に載っていないレシピから
本に掲載されるレシピは
どうしても数が限られてしまうので、
それ以外にも
レシピが公開されている場合があります。
今回はそういうレシピ♪
著者が
カラブリアの海沿いのレストランで
とても気に入り、
レシピを教えてもらったそうです。
お買い物に行ったら
たまたま美味しそうな
そら豆があったので
これに決定〜
まだ産毛がふわふわとしているそら豆。
さやから取り出して塩茹します。
更に皮をむき、
トッピング用に少し分けておきます。
残りはブレンダーに入れ
他の材料とともにピュレにします。
おもしろいのが
レシピでは
ジャガイモを入れているところ。
著者がオリジナルを少しアレンジした
とのことですが
ジャガイモを入れるのは
変えていません。
ジャガイモを入れるのは
ソースにとろみをつけるため。
そら豆でもとろみがつくと思いましたが、
冷蔵庫を見回した結果、
私は、よく家で焼いている
クラッカーを入れました
サワードゥブレッドを焼くのに育てている
天然酵母を種継する際、
半端な種を捨てる代わりに
クラッカーにしているんです。
もったいな〜い、からね
おやつやおつまみにちょうど良くて
かなりの勢いで食べてしまいます
話が逸れましたが
そのクラッカーでとろみをつけました。
で、できたピュレがこちら。
一応、
私が作ったレシピを書いておきます。
少し分量の配分を
私好みに変えています。
2-3人分です。
【ソース】
そら豆 1パック(さや入りで約500g)
アンチョビ 1枚
ペコリーノチーズ削り 大さじ2
バジルの葉 7-8枚
クラッカー 5枚
パスタの茹で汁 50cc
スパゲティを茹でて
ソースに和えて
そら豆、ペコリーノ、バジルを
トッピングしたら
出来上がり♪
バジルソースといえば
リグーリアの
ペスト・ジェノベーゼが代表的。
そら豆のパスタは
なんと
オリーブオイルもニンニクも入っていないので
とっても柔らかく優しい味
水分は
スパゲティの茹で汁を入れています。
そら豆がほっこりして
ほんとに優しい。
アンチョビが味を支えています。
隠し味的にしたくて
私はアンチョビを少なめにしました。
もっと少なくてもいいくらい。
南イタリアは
シンプルな材料で素朴な感じの
お料理が多いのですが、
そういうお料理は
飽きの来ない、優しい味なんですよね。
これから他のレシピを試すのも
楽しみです♪
レシピ本はこちらで紹介しています▼