どーも、パスタ美帆ねえです。

今日のパスタはこちら💁‍♀️




宝石赤Trofie

トロフィエ




日本でもよく知られている
バジルで作る、
ジェノベーゼペーストのソースで

今の季節は

甘い香りのバジルがたくさんありますよね。






スイートバジル、松の実、
オリーブオイル、ニンニク、チーズ。
塩と胡椒。


石の鉢で潰すと香りがいいらしく、
アジアのスパイスも石で潰す派の私としては
いつか欲しいと思っているお道具のひとつ。


でもね、
最近はアジアのスパイスも
機械の力を借りることが多いです。
気軽に作れる方が、
気軽に何度も作りたくなるから。
最近はそれもいいなぁと
お手軽路線に乗っています。


ジェノベーゼペーストも、
目分量で材料を入れて
ハンドミキサーでガーっと一気に作っています。

ただ一点、
バジルの大きい葉は、
根元の太い葉脈は除いています。

以前、パンツェッタ貴久子さんに習った方法で、
その方が青草みが出にくいように思います。

小さな葉はそのままでオッケー。


松の実がなければ
クルミも一緒に入れるレシピもあるし、
難しいことを考えず、
とにかく材料を全て混ぜるべしウインク




ジェノベーゼペースト、
イタリアではpesto genoveseといいます。

パスタは
ジェノベーゼペーストのパスタ。


ジェノベーゼパスタ、というと、
牛肉と玉ねぎをトマトで煮込んだ茶色いソースが
かかったパスタが出てきます。


小さな違いが大きな違いを生みます。

ん?混乱するよね笑い泣き


緑のバジルのペーストの方は
ジェノバのある
北イタリアのリグーリア州のお料理。

ジェノバの、という意味でジェノベーゼ。
だから正確に伝えるには
ジェノベーゼペースト、なのよね。



牛肉の茶色い方は
ナポリを中心とした
南イタリアのカンパーニャ州のお料理。

牛肉とトマト、玉ねぎたっぷりの煮込みの
お料理名がジェノベーゼ。




どこに住んでいるかにもよるけれど、
イタリアでは
茶色いジェノベーゼパスタの方が知名度が高く、
そちらをイメージする人が多いと
聞いたことがあります。


日本では
緑のジェノベーゼペーストの方が有名なので
イタリアでは気をつけないとね爆笑




緑鮮やかな
ジェノベーゼペーストに合わせる定番といえば
トロフィエ。

細長くてちょっと捻れたパスタです。

ちょっとずつちぎって、くるっとひねる。



あー何ということ。

捻っていないえーん

何を勘違いしたのか、
真っ直ぐにしてしまった。


また作らないとね。





ジェノベーゼペーストに合わせるのは
乾麺でもおいしいので
今のバジルが豊富な季節には
ぜひペーストを手作りして欲しい。


すり鉢だって、ミキサーだって大丈夫。
家にあるもので作ろう♪


で、おすすめなのは、
具にジャガイモとインゲンを入れること。

ジャガイモは、
好みですが私はいちょう切りにします。

存在感をあまり出したくないので。

ちょっと角が崩れるくらいの
茹で加減にすると、
ペーストとの馴染みがよくてお気に入りです。

インゲンは、
別なところでも書いているけれど、
長細く斜めに切ります。

青草みがなく、ソースになじみます。

全てを半分に切ってしまうと
これまた食感が違うんです。

写真では分かりにくいかもしれませんが
断面がすごく広いの、分かります?



こういう野菜の切り方などは
個人的な好みですが、
好きな味の出し方を見つけるのが
家のお食事により満足できる
ポイントだとと思います。




もう一品は
実家でもらってきた鴨のスモーク。


パスタと並べて
両方ともおつまみのように頂きました照れ





レシピはいつもの通りこちらから。

パスタの先生の本からです。