浜学園西宮教室で行われた第1回灘中入試練習に昨年度息子も参加しました。
昨年度の平均値は以下の通りです。
国語1 42.8
国語2 60.9
算数1 31.2
算数2 22.9
理科 44.9
169名受験
春先まで浜の灘模試は300点前後取るとだいたい10傑付近になるテストが多かったので目標値にして挑戦しました。
結果は算数1が平均より僅かに上、理科は9割近くとバランスに欠く内容で310点前後で惜しくも10傑には及ばずという結果でした。
10傑には届きませんでしたが「やっぱり浜の模試に行くと算数が凄い子がいるよね!」と嬉しそうにしていた記憶があります。
不慣れな場所の各他塾模試に参加する事で緊張感の中どれくらいアウトプット出来るのか、出来なくなるのかを息子自身が理解出来るよう、慣れてしまわない頻度で6年春まで参加していました。
実際灘や東大寺の入試でも久しぶりに会った浜生の子が話しかけて来たり、後ろの子が騒がしく注意されたりしたようで自塾では体験出来ないイレギュラーな環境下でやる事にも意義があったかなと思います。
息子の場合、各塾での立ち位置は何回受けても3年の頃より大きな変化は有りませんでした。
何処の灘模試も順位を目標にするのか、点数を目標にするのかを決めて受験すると親子間で達成感を共有することが出来ます。各塾の算出方法を理解せずに判定に拘ると踊らされるだけの場合があるので注意が必要です。
塾での復習テストは出来るのに模試に結果が結びつかないお子さんは、結局は理解不足で満遍なく出題される模試に対応出来ない場合か、緊張による焦りでパフォーマンス不足となる場合のどちらかだと思います。後者の場合だと外に出て模試を受ける意義も発生しますが前者の場合はしんどくなるだけなので、志望校より平均値の低い網羅性のある学校の過去問をやる方が有意義な気もします。
他塾模試を受けに行って自塾の宿題が回らない、は論外です。
浜学園の春先の算数難易度は何処よりも高いので、敢えて全部やり直しをする必要もない気がします。出願済の受験生が正月に受験する過去問なら尚更。直しにまだ何時間も取られるレベルならそのステップに辿り着くまでにやるべき事が他にもあると思います。
出来なかった問題は夏にまたやれば良いと説明もあるかと思います。(だったら何故そんなん出すの、はおいといて…)
春先は算数の平均点はとても低いですが、正月プレの頃には倍近く上がると説明会で話がありました。と、同時に受験者も半分近くになっています。実際出願する生徒での平均値ですから、夏までにはそれより上を目指さなければ合格は厳しいものになると判断していました。