ずいぶんと時が流れて・・・

あれから、2年以上の歳月が経ちました。
小生の人生も様々な展開になって、
仕事も「地べたのパイロット」から、
いまや普通のサラリーマンになっています。
タクシーの仕事は順調にいっていましたところ。
ある日、友達が昔の業界に戻らないかと声をかけてくれました。
面接を受けてかつてのライバル会社に転職しました。
仕事はやりがいもあり、キャリアで待遇もよかったのですが、
会社自体は赤字続きでいろいろ、波乱がありました・・・今でも大変です。
しかし、自分の収入は下がるし貧乏からなかなか抜け出せません。
いつも、なんとかしなければ・・・とか、考えますけど、
気分を「なんとかなるさ・・・」に変えて、
なんとかしているような、なんとかなってないような・・・

まだまだ気楽に暮らしていけそうにありませんです。

古参地べたのパイロット

最近、この道40年のベテランの方が定年退職されました。

いつも、ロッカールームで楽しい会話をしていて皆を楽しませてくれていました。

自分達のことを地べたのパイロットと呼んでくれと言っていました。

その明るい話し声も今は聞けません。

なんだか静かなロッカールームは寂しい感じがします。

この道40年とはすごいですね、よく無事に生きてこられたと思います。

昔は相当稼いでいたのでしょうね。

今後も悠々自適な生活をしていける様子です。

その姿も凛々しく見えます。

理想的な定年退職ですね。

地べたのパイロット

流しのタクシーはいつも左車線・左廻り、

信号待ちは先頭ポジションに、（空車の時は黄色で止まる）

前に空車タクシーがいたら早めに左折、（場合によっては右折）

移動速度は早いほうが効率が良くなる、（スピード違反はしないように）

狭い道はスピードを出さない、（住宅街は特に注意）

長い休憩は取らない、（眠くなったら少し休む）

駅の着け待ちで待機休憩、（よほど暇なら）

時間単位で売上を確認する、（1時間当り３千円以上目標）

バスとトラックの後に付かない、（バスが発進するときはゆずる）

横断歩道は踏まない、（歩行者妨害にならないよう）

Ｕターンはしない（禁止でなく前から空車が来てないで安全であればするかも）

車線をふさがない、（基本的なマナー）

交通法規は守る、（原則守らないとまずいでしょ）

空車左車線優先、（右車線からお客を横取りしない）

実車右車線優先、（実車のために右を空けてあげる）

実車発進優先、（実車の発進をゆずってあげる）

Policy of road pilot