一昨年、明治天皇の玄孫を名乗る竹田恒泰氏が山崎雅弘氏に対し裁判を起こしました。

ぶっちゃけ、竹田氏が山崎氏に「中国や韓国に対する差別をするな」と注意されたことに対して逆ギレしただけの身勝手な理由です。

当然、最高裁でも竹田氏の敗訴で幕を閉じました。

去年、高裁の結果についてブログを書き、最高裁でも竹田氏の敗訴で終わることを予告しました。

竹田氏は普段から中国や韓国に対する誹謗中傷を繰り返していました。

端からすれば自分の行動を棚に上げ、ちょっと中止されただけで逆ギレして裁判を起こすというとんでもないことです。

いくら明治天皇の玄孫であろうと、そんな身勝手で卑怯極まりない行為を世間が許すことはありません。

一審の東京地裁では山崎氏の論評には相応の根拠があるとした上で、竹田氏自身が講演や著書であえて攻撃的で侮蔑的な表現を繰り返しており「一定の批判は甘受すべきだ」としました。

二審の東京高裁も一審の意見を支持し、「ツイートは公正な論評、意見の表明だ」として竹田氏の控訴を棄却しました。

上記のポスターのように差別を悪いことと認識して多様性を尊重するのが日本を含めた国際社会の在り方です。

最近はウクライナからの難民を支援していることもあり、さらなる多様性の尊重が重要視されます。

ヘイトスピーチは「生まれ持った尊厳」や「覆せない尊厳」を否定し中傷する悪質な差別であり犯罪に等しい行為です!

悪質な差別を止めることがこれからの日本のためになります。