人間って、小さい頃から食べ慣れて育った食べ物は、
大人になってからも、ずっと好きですよね?
逆に、若い頃ほとんど食べなかったものは、
歳をとっても、そんなに好きではない。
子供の頃なかったけど、今は一般的な食品って、
思い浮かびますか?
日本人の場合は、
いま50歳の人も、20歳の人も、
そんなに激しく変わりません。
(80歳の人は変わるでしょうけど・・)
だから、世代による食べ物の好き嫌いも、
いまの日本では、そんなに大差がなくなっている。
あるとすれば、
歳とると脂っこいものが苦手になるとか、
その程度じゃないですか?
だけど、中国の場合は違います。
改革開放の始まった30年ぐらい前から、
それまで無くなっていた欧米型の食品が、
いまも流入し続けています。
そして、少し前までは存在しても不味かった
その食品たちが、近年の競争激化で、
急激に美味しくなっています。
子供の頃、食べずに育った食品、
または、高くて不味いイメージだった食品が、
いまの中国では、
世代によってずいぶん異なるのです。
主なところでは、
・チョコレートや洋菓子
・チーズ、バターなどの乳製品
・パン、ピザ、パスタ
いま50歳の中国人と、20歳の中国人では、
これらに対する好き嫌いの傾向が、
ハッキリ分かれます。
いま、美味しくなったそれらの食品を
食べながら育っていく若者や子供たちは、
歳をとっても、好きなままなのです。
これから年数が経てば経つほど、
中国での、これらの市場が拡大するのは
当然のことでしょう。
いま現在、朝食をパンにする家庭なんて、
中国全体では、ごく僅かです。
家庭で食パンを焼くためのトースターなどの器具も、
売ってはいますが、ほとんどの家庭が持っていません。
(今までの食生活では、ただ焼くだけというニーズがなかった)
でも10年後には、きっと様変わりしていると
僕は思います。
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