バイキングといっても食べ物の話ではないです。
北欧のバイキングの話です。
彼らが優れた航海術を持っていて、地中海はもちろん、コロンブスより500年ほど前にすでにアメリカ大陸に到達していたことは遺跡などで確認されています。
実際地球儀でみてみると、ノルウェーからスコットランドの北をかすめて西に進むと、カナダ東端やアメリカ北東部までの距離は、地中海を横断する距離より短いか同じくらいだと分かります。
実際にはアイスランドやグリーンランドを経由しながら進んだのでしょう。

そこで古代宇宙人説並の仮説ですが、もし彼らが反対方向、つまり東にも進行していたとしたらどうでしょうか?現在のロシアの北側の海岸線をたどっていくと、距離は倍近くになりますがベーリング海峡にたどり着きます。そこを抜けて南下するとなんと日本があるではないですか!!
当然ですが途中で食料や水を補給しなくてはいけませんが、言葉が通じないところではなかなか正当な方法で調達するのは難しかったでしょう。一番簡単な方法は略奪です。
実際バイキングは獰猛な性格で恐れられていました。
もしバイキングが日本にも来ていたらそこでも略奪したことは十分考えられるのではないでしょうか?
角(つの)の飾りの付いたヘルメットを被り、動物の毛皮を着た金髪の大男が槍やこん棒を持って襲ってきたら、当時の日本人はそれをどう解釈したでしょう?
日本各地の鬼伝説はそんなところから生まれたとも考えられないでしょうか?

鬼伝説といえば桃太郎ですが、瀬戸内海の島のどこかにかつてバイキングが暮らした跡が発見されるかもしれません。まさに古代宇宙人説並の論理展開ですが、その可能性もゼロとは言い切れないのです!!