クローザー <ファイナル・シーズン> コンプリート・ボックス [DVD]/ワーナー・ホーム・ビデオ

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今回はテレビシリーズの「クローザー ファイナルシーズン」です。
ネタバレがありますので、まだ見ていない人はここでページを閉じてください。






クローザーに他の警察物ドラマと一味違うおもしろさがあるのは、主人公のブレンダが犯人を追い詰める尋問テクに加え、ブレンダも含め回りのキャラが実に個性的で生き生きしてる点だと思います。
捜査については今回のシリーズで問題視されているように、ちょっとそれって法的にどうよ?的なギリギリの手法もありました。他のリーガル系のドラマ、例えばディフェンダーズなんかだったら、捜査に違法性がある場合はそれによって得た証拠はすべて不採用、と弁護側から主張されそうな感じでしたが、このシリーズではそれが市警全体を巻き込みかねない裁判沙汰になります。フニャフニャ。
それにしてもブレンダ、と言うかキラ・セジウィックってけっこうおばさんだけど、時々すごくかわいく見える時がありますよね。

周りのキャラについてもフリオとプロベンザのコンビなど、ファンも多いのではないでしょうか?この二人は期待に違わず今回もいい味を出してくれてます。個人的にはクールなガブリエルが好きなんですが、後続シリーズにあたる「Major crimes」のポスターに姿が見えず、どうしたのか心配でした。今回ちょっとかわいそうでしたが、ちゃんと次のステップが用意されていたようで一安心です。 でも画面から消えてしまうのはやはりさみしいです。
ブレンダが最初に赴任してきた時、四面楚歌状態の中で最初に支えてくれたのは彼でしたよね。
タオも好きですよ。ちょっとオタクっぽいという声もありますが、なかなか頼りになるじゃないですか。

長年見続けたシリーズが終わってしまうのは寂しいですが、最終回を迎えることなく途中で打ち切りになるドラマも多い中、無事終了できたことはむしろ喜ぶべきことでしょう。