昨日、京都に行ってきました。
清水三年坂美術館に行くのが主たる目的でした。
ここは日本の古い金工品や七宝の作品があって、いろんな本や雑誌でも紹介されていて、いつか機会があれば行きたいと前から思っていたところです。

展示品はすばらしかったです。一番見たかった金属工芸品はややボリュームが少ない感じでしたが、見ごたえはありました。企画展の印籠もすばらしかったです。
ただひとつ残念だったのは、私が見ている間中どこかの取材の人が来てて、その人たちの声が大きかったことです。
館内には作品を解説したDVDが流れているのですが、その声が聞こえないくらいです。特に取材班の中年の女性の方はキンキンと通る大きな声で、まったく周囲を気遣ってる様子はありません。
曲がりなりにも「美術館」で開館中でお客様がいるのに、私には信じられないことです。
話してる内容はアートに関するものでしたが、こんなデリカシーのかけらもない女にアートなど語る資格はないわ!と心の中で怒鳴りつけてやりました。
DVDの音が聞こえないので自分でボリュームを上げようとしたら間違ってDVDを止めてしまい、それを取材を受けてる側の館長らしい人に
「DVDが聞こえないので音を大きくしようとしたら・・・」とさりげなく「おまえらうるさいよ」と言いましたが、意味が分からなかったようです。それではと、アンケートにクレームを書いて残しておきましたが、今日もまだ謝罪のメールも来ません。クレーム処理はその日のうちに、という意識も無いようです。もっともそれがあるくらいなら最初から取材は閉館後か開館前にしてるでしょう。
作品がすばらしかっただけに、作品世界に浸りきれなかったのが返す返すも残念でなりません。
これでは三年坂美術館じゃなくて、残念坂美術館です。
最後に上手いこと言ったつもりです。