ロシア大統領にプーチン首相が返り咲く就任式を翌日に控えたモスクワ中心部で6日、「反プーチン」の行進があった. 3月の大統領選直後に大規模な集会が開かれて以来となる街頭行動. 警察当局と参加者が衝突し、集会の主催者らを含め約450人が逮捕される事態になった. 参加者は、主催者発表で10万人、警察発表で8千人. 集会は「数百万人の行進」と名付けられ、選挙違反がなお指摘される大統領選と下院選を違法だと訴える狙いだった. 参加者たちは「プーチンのいないロシアを」などと叫んでモスクワ中心部を行進し、集会場所に向かった. 一部の参加者がゆっくり歩いたり、路上に座り込んだりしたため、行政当局は「許可した以外の行為だ」と判断し、警察官らが取り締まりに着手した. サッカースパイクf50 集会は予定した演説などがなされないまま、中止となった. 集会を主催した社会主義勢力のリーダー、セルゲイ・ウダリツォフ氏らが警察官への挑発行為を実行させ、社会秩序を乱した疑いで逮捕された. リベラル系の野党「国民自由党」共同代表ボリス・ネムツォフ氏、著名ブロガーのアレクセイ・ナバリヌイ氏らも含まれている. 参加者と警察官との間で衝突が起き、双方にけが人が出たという. 集会に参加する予定だったマッサージ師の女性(50)は「集会を中止に追い込む権力側の強引なやり方は許せない」と話した. (モスクワ=関根和弘).