また梅園からテクテク。

いつも…ではありますが、今回の旅も本当に良く歩きました。それも坂とか階段とか…。

通りかかっただけの家…ですが、
印象的で…。

凄い坂なのも分かりますね。

熱海の最後は…
起雲閣。
ここは外せません。

元は、旅館でもあった、熱海市の複合文化施設。

起雲閣は、いくつかの時代の違う別荘用の和館、洋館に、旅館として建てられた建物などが集まり、立派な庭園を□の形に囲んでいます。

最初の和館棟。
特徴的な青い壁。

空間を大きくとっていて…

三方が畳敷の廊下なので…

余計に広々しています。

庭越しに見えているのが

洋館棟。中でも…

ガラスで囲まれ…

ステンドグラスで飾られた…

このサンルームがとても美しいです。

床のタイルも!

暖炉のある部屋もいくつかあります。

変化のある形は内側もだけど、外から見ると面白いと思う。

ノミの跡を残した天井や鴨居、柱など…。
山荘風の演出でしょうか?

凝った照明。

文豪たちが泊まった立派な部屋々々も。

赤いのは尾崎紅葉だったか…

再び洋館。

暖炉の奥の石にも文様が彫ってある…

この出窓ベンチみたいな部分って、好きなんですよね。

サンルームと並んで、有名なのが…
ローマ風呂。

どんな風に入ったのでしょう…

とても凝っています。

ステンドグラスは

あちこちにあって…

どれも繊細なデザイン。



旅館だったときの大浴場。

庭を見渡す広々した気持ちの良さそうなお風呂。凄くモダンなので、悪くはないんだけど…。

こちらの和館も最初の棟と同じくらい古いけれど…

事情があって、移動されたもの。

あの青い壁の部屋と対で、この赤い壁があったのかもと思うと楽しい。

その他、新しい旅館部分は公民館のように、市民のために使われています。

玄関近くにあるのが
喫茶やすらぎ。

旅館時代のバースペースだそうですが、建物の雰囲気を壊さず、寛げます。

熱海紅茶。橙ジャム付き。

期間限定の熱海橙ネクター。
フルーツ牛乳みたい。
わざわざ牛乳瓶に入れて出してくれます。
とても美味しい。


この重厚な雰囲気に良く似合うキリッとした(草笛光子みたいな)マダムがカウンターに、よく動く小柄で笑顔の可愛らしいマダムがフロアに居て…何だか自分が映画の中に入ってきたように感じました。


パンフレットにあった、庭園から見た写真。内部も外観も本当に素晴らしい。

本当に見応えのある素晴らしい建物で、熱海市はこれを買ったばかりだったので、ブルーノタウトの旧日向家別荘を買うお金が無かったのだとか。
それじゃ……仕方ないか…。





熱海の街の中を走るコミュニティバス。

デザインは色々。
私はこれに乗りたかったな。

いつも長々した旅の話にお付き合い頂き、ありがとうございます。
このあと、東海道線のグリーンの二階席で東京まで帰ってきて、秋葉原からTXで終了です。

電車の中でも、かまぼこをパクパク。

東京駅で何か飲んでる写真もありました。何だっけ?美味しそう…。
(ディーン&デュルカで買った伊良のクラフトレモンコーラでした)

チョクが居ると食べ物写真が増える。

次回のお土産記録でおしまいです。