広い敷地を自由に歩き回ります。
雨を聴くという名前が付いているのは
茶室です。
割れている蹲(つくばい)とは、珍しい。
これも美意識なんでしょうね。
茶室自体はシンプルに美しい造りですが、沓脱石が…ガラス!
写真を撮り忘れたので、ピンボケですが、このガラスも割れ目があります。
軒下にもガラス。
もしかして、ここで雨粒を受けて、音を聴く?
茶室の、つまり侘び寂びの、美しさ。
利休好みに倣ったようです。
しかしその茶室の入口には、プリミティブな石の鳥居。
これも、心がざわざわするアートなのですが、潜るのちょっと怖い。
木や土の質素な茶室と、ガラスと、石。
不思議な取り合わせ。
続く……