年上の友人に誘われたのは、胡弓の演奏会。
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美智子様や江沢民の前でも演奏するような有名な演奏家だそうです。
でも今回の会場はポスターのとは違い、この方のスタジオで観客は100人足らずの小規模のもの。
お弟子さんや後援会中心の、ごく家族的な和気藹々とした演奏会でした。
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手書きのプログラム。
最初の曲は、私も知ってる草原情話(NHKのみんなの歌でも聞いたし、時々カバーもされてますね)。やっぱり胡弓じゃないとね…という情感溢れる演奏。
でもその後、胡弓はそれだけではなくて、ラクダや馬、波や風、様々な音色で色々な物を表現していきます。
メロディだけじゃないんだな〜。
伴奏はピアノとシンセサイザーで、近いので迫力。
楊興新さんは30代で来日して日本人女性と出会い、結婚、永住を決意したのに、僅か3年後に奥さんがクモ膜下出血で倒れ、それから20数年、病院に通い続けたという大変な苦労をされたそうな。
そのせいなのか、中国の方だからか、人の縁をとても大切にしてらっしゃる様子です。
こんなホットな演奏会は初めてかも。
アンコールは事前に皆さんのわがまま(?)を募集していたそうで、蘇州夜曲は納得だけど、クラシック(シューベルトのセレナーデ)や映画音楽(タイタニック、シェルブールの雨傘)などまで、とっても楽しいものでした。
センチメンタルな甘い旋律が胡弓に良く合います。
演奏会の後は、一人づつと握手し言葉を交わし、親しい方々とはハグして…。
二人のお兄さんが画家だそうで(御本人も嗜まれるようですが)、最後に画集というか、ポスター?を頂きました。これが結構立派なもので、好きな方なら額に入れて飾れます。
上のお兄さんは具象で
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演奏も素晴らしかったのですが、伴奏…特にシンセサイザー担当の方は、ハーモニカに太鼓にボーカルと大活躍でした。
細井豊さんという、この方も有名だそうで、終始ニコニコしてらしたのが印象的。
その笑顔が…NCISのダッキー医師(ナポレオンソロのイリヤ・クリヤキンは流石に誰も知らないかな?)のデヴィッド・マッカラムに似てる!と演奏中ずっと思ってました。
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そのせいで(?)勝手にちょっぴり盛り上がっていたので、最後に間近で少しお話し出来て楽しかった。
旅や食事もそうだけど、
音楽やライブステージも、本当に色々なタイプの、色々なレベルの体験の仕方があるんだな…。
今さらですが。