今回唯一の純文学。薄い本です。

怖い。
別にホラーではないし、何といって事件が起こるわけでも無い。日常の風景の淡々とした描写や人間関係…が凄く怖い。結末も大してはっきりしてない。
なのに、怖い。

好きか嫌いかと言われれば、好きだけど、あんまり読みたくない気もする。

「あひる」の後で読んだら、中々頭に入ってこなくて。

最初の話以外は登場人物があんまり好きになれない。Mr.鳩は、作者の鳩見すたの引っ掛けかあ、なるほど。
アリクイは可愛いかも知れない。
ミルクセーキも飲みたいかも知れない。

ミルクセーキは夏になったら、作ることにして…
作品中に出てくるピザトースト。
ベースのソースはピザソースでは無く、ケチャップとマヨネーズを混ぜたオーロラソース。
試しに作ってみたら…美味しい!
優しめの味のピザトーストでした。



短編集。

後味の悪い話ばかりなので、好きではありませんでした。一番最初の警察官の話が一番良いかな。
同じ作者の「黒牢城」を読んでみたいと思っていたのですが…どうしようかな。この感じの終わり方で長編だとキツイかな。

いやあ、面白かった!
久々にページをめくる手が止まりませんでした。

就活のヒリヒリした感じや、結果の不条理感もよく出てるし、終盤のどんでん返し、畳み掛けるような伏線回収、最後まで面白かった!




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本繋がり。
つくばにオープンした(と言ってもかなり前)コーチャンフォー。

雑貨を見て歩くのも楽しいし、広いドトールでお茶も出来ます。
自動ピアノの演奏も聴けます。

これにしようと思ったのだけど…
「それ、甘かったよ」そうなの?

一人は抹茶ラテ。
写真に入りきれないもう一人と私は珈琲フロートに。
このソフトクリーム美味しいぞ。

本屋って…ついつい買ってしまう。
次はどれ読みましょうか。