評判が良いようなので
行ってみました。
とにかく出演している俳優が皆良い。
だから…と期待して…。




エピソードそのものは悪くない…
でも小林聡美の他作品のように
風景に溶け込んだ素敵な暮らし…は、
描けたと思うんだけど(特に料理)
もう一つ足りない。
それは主眼じゃないのね。
事前の情報で静かな暮らし云々と
見ていたので勘違いしたか。

だから、あの一連の女性向け映画
(かもめ食堂〜めがね〜プール〜
water〜パンとスープと〜etc.)とは
違うもの。
それはそれで良いのですが。


時間経過の縦軸というか
螺旋の積み重ねみたいなものって
映画でよく見る。
繰り返しながら変わっていく感じ。
例えが思い浮かばないけど
…思い出すものを強いて言えば…
「ヒーロー」の郵便屋
「小さな恋のメロディ」の爆弾
「ヴォイオレット・エヴァーガーデン
外伝」のお風呂
「かもめ食堂」の増えていくお客
…みたいな。
(古すぎる?)

そういう螺旋が無かったせいか…
もう少し丁寧な描写が欲しかった。
狛犬くらい?
いや停電とか色々あるっちゃあるけど
やっぱり違う。
要素が多すぎたのか。





小林聡美の過去が重過ぎて
話が乱暴に感じました。

男女差をあげつらうようですが
子供を失くす重みが、男性(監督
または脚本家)と女性では違うかも。

車を停めて告白するとかの
重要な場面も…どこか乱暴。
盛り上げようとし過ぎ?



関係ないけど
江口のり子の色気凄い。



小林聡美の着ている服が
すごく自然で感じ良く、
おしゃれ過ぎ無くて良かった。

…ここまで読み返して
料理とか服とかばかり見てる奴に
映画の文句言われたく無いと
思われるかも…。



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映画メシはつくばイオンで。

こたつぱんださんは
ドリアが食べたかったらしい。

私は、ご飯を食べたくなかったので…
フォンデュセット。

そんなに量は多くないよね。
さらに、この中のポテトとチキンは
こっそりお持ち帰り。

最近少食気味の私です。

割にさらっとしたチーズソース
でした。
これは全部食べたので
油分とカロリーはしっかり。