私は良い歳して、とっても子供っぽくて
我慢の無い性格なので
ちょっとでも何かすると、すぐに
「偉いでしょ。えっへん。」と自慢して、
人に「誉めて~」と要求しちゃいます。
人が自発的に誉めてくれるのを待てないのです。
だって気づいてくれないかもしれないし、
とりあえず言ってもらえば、
さっさとその件は気持ちの中で
片付けてしまえますから。
誉めてくれないかな~といつまでも
期待して待ってたり、
誉めて欲しいという自分の気持ちに
気づかない振りするの嫌なんです。
我ながら、ホントに我慢が足りない。
でも思いがけないところで
誉められると、本当にどっきりします。
おばあちゃんの具合が悪いので
もう24時間看護みたいになっているのですが
さすがに仕事に行く時とか
買い物に行く時に、たまに数時間は
家族に頼んでいきます。
家族は協力的で、頼んだことは
断りませんし、普段から運転手だの
力仕事だのもやってくれているのですが、
まあ介護面から見ると、結局は私の
アシスタントのみ。当然ですが、
家族が自分で何かを判断したり
責任持ってやってるわけではありません。
でも少しの時間でも任せてしまうと
「おじいちゃん、ちょっとうるさい。」とか
「おばあちゃん、甘えん坊になったね。」とか
愚痴るほどでもない小さなところまでも
共有できるし、私が何に苦労しているかも
分かってもらえる。
多分、それは傍から見て想像するのとは
良くも悪くも違うものなんです。
その違いを分かってもらえる。
分かってもらえる・・・これがとっても
重要で、だからいつも自分から自慢して
誉めてって言っちゃうんですね。
先日、チョクと介護の話をしていて
チョクはプロですから、さすがに
私のやり方は拙いというか
ダメ出しだろうと、思っていたら
「よくあの場面で笑顔でいられるなあ、と
いつも感心するわ。」と言ってくれました。
これは予想外。
えっ、私、笑ってる?
誉められて嬉しい。感激です。
明日の励みになります。
念のため。
ここに書いたのは
「誉めて」ってことじゃないですよ。
お気遣いなく。