今回の趣向もとっても素敵でした。
さて、品評会の時間です。
盆栽もりさんのワークショップです。
今回の植物は・・・
金豆(きんず):美しい黄色の実がたくさん付いています。
まだ緑の実もたくさん。
初雪かずら:以前にも使いました。
清楚な花のような風情で素敵です。
ひな草:すごく可愛い花が咲くそうです。
今回の鉢は
自然な楕円の平皿。
長い2本の針金を巻き付けた、短い針金で
底網を留めています。
これで鉢の準備が出来ました。
まず金豆の下方の葉を取り除いてから・・・
いつものように土を掻いてお掃除。
今日の金豆は植え替え時ではないので、
あんまり根はいじらないようにして・・・
初雪かずらは寄せて植えるために平たくして、
ひな草も土を落とします。
苗の準備も出来ました。
次はいよいよ植え込みです。
これもいつものようにケト土で囲いをつくります。
今回の趣向のため、正面と片側のふちを少し残して作ります。
底の網の上に大粒の土を入れたら、
薄く小粒を全体に撒きます。
さらに真ん中に小山を築くように入れて・・・
金豆を植えて長い針金でギュっと留めます。
余った針金はねじってから切り取り。
かずら、雛草を植え込んで・・・
ケト土の壁と苗の隙間にも、小粒の土を流し込みます。
お箸も使って、隙間が無くなったら・・・
全体に薄くケト土で覆います。
ギュッギュッとまとめてから、苔を張ります。
U字型に切った細い針金で留めていきます。
最後に皿の余白に細く白い石を敷いたら
波打ち際のようでしょう?
お水は外で、たっぷり。
水が切れるのを待つ間に、お庭を拝見。
こういうのも可愛いですね。
苔は良いなあ。
変わった鉢ですが、いろいろアレンジが楽しめるそうです。
私にしては珍しく、動きのある形に。やはり白石が良いです。
Mさんの作品。足元が綺麗にまとまってますね。
上の枝は先々、一本を選んで剪定することになるそうです。
Sさんの。下の形も丸く綺麗に出来てます。
花台によっても置き方が違うとか。
こういう変形の台の場合は真ん中ではなくて
枝の流れを見て、片側に寄せると良いそうです。
この場合は、右の方ですね。
そうすると、写真もやや左から撮った方が良いでしょうね。
今回は先生や皆さんのご協力で、
たくさん写真が撮れたので
作り方を、丁寧に載せてみました。
次回は松竹梅!!!なんですって!!
楽しみです。